自然となかよしおじさんの “ごった煮記”

風を聴き 水に触れ 土を匂う

ツマグロヒョウモン,産卵から孵化へ(10)

2020-05-22 | ツマグロヒョウモン

花壇のパンジーを見ると,こんなにたくさんの卵が見つけられていました。

 

たぶん同時に産み付けられた卵もあるでしょう。これだけあれば孵化を見逃すことはないはず。

 

話は変わりますが,ホトケノザの葉に産み付けられた卵がやっと孵化しました。雨が長い間降らなかったので,ホトケノザはすっかり枯れています。そこで孵化したのです。

 

この場面を目撃できたのはまったくの運です。長い間放っておいて,久しぶりに見ると孵化寸前だったのです。

 

さっさと出て来ました。

 

頭部がすっぽり外に出ました。

 

あとは懸命に出てしまうだけ。

 

これで完了。誕生した瞬間です。

 

いつものように殻を食べました。全部食べました。

 

自然界ではこのあと食草を自力で探して歩かなくてはなりません。偶然スミレに行き着いたらようのですが,このからだではなかなかそうもいきません。生き延びるってたいへん!

 


モンキアゲハ,孵化まで(2)

2020-05-22 | モンキアゲハ

5月18日(月),午後0時。産付二日目。産付後25時間(24h×1+1h)経過。見たら,なんとキイロタマゴバチが! これは自然の摂理であり,あるがままの成り行きなので,そのままに。異変が起こるはずなので,観察対象の卵を変えることも考慮。3個の卵を見つけておいてやれやれ。

卵の直径はざっと1mm。それとハチを比べると,ハチの小ささが想像できると思います。

 

下の方に卵を産み付けようとしています。

 

これが最短撮影距離での撮影です。産卵管を突き刺したところを撮影したかったのですが,叶わず。ハチの位置が葉に近すぎました。