自然となかよしおじさんの “ごった煮記”

風を聴き 水に触れ 土を匂う

ベニシジミの孵化(3)

2020-05-16 | ベニシジミ

幼虫はゆっくりゆっくり回りながら穴を大きくしていきます。ゆっくりゆっくり大きくなります。

 

いつも思うのですが,穴が一定の大きさになったことをきっちり確認したかのように出て来るのがふしぎ! 機械感覚毛が大きな役割を果たしているのでしょう。

 

毛の滑らかな並びようが印象的です。

 

それにしても生まれるってスゴイなあ。

 


ジャコウアゲハ観察記(その392)

2020-05-16 | ジャコウアゲハ

ウマノスズクサにほぼ同じ時期に産付された卵だらけ。一つが孵化し始めると,どんどん孵る状態。観察・撮影に大忙しです。

忙しくても,このいのちを記録するのは今しかないという気持ちでシャッターチャンスを待ちます。待っていたら,必ず手応えがあります。これは失敗だらけの体験・経験から見えてきたノウハウに沿って,あるがままの姿を観察するだけなのですが。

 

出る瞬間はぎゅっと目を凝らしてピントを合わせます。

 

止まることなく,速すぎることもなく,ゆっくりと出て来ます。

 

おしまいは,この幼虫,じつに時間をかけていました。

 

ちっとも飽きないなあ。

 


産卵姿勢に入ったヒメアカタテハ

2020-05-16 | 昆虫

草地をヒメアカタテハが舞っていました。見ていると,葉や地面に降りたり,シロツメクサの花で蜜を吸ったり。

 

その近くから去ろうとしないので,さらに見ていたら近くに草に降りました。そっと近寄って行くと,その草はヨモギでした。幼虫の食草です。「もしかすると産卵かも」。そんな直感がして観察・撮影を続けると,産卵の姿勢に入ったのです。腹部がなんとも膨らんでいること!

 

そこからまた近くの葉に移動。それもヨモギ。ここでもさっそく産卵姿勢に。

 

チョウが去った後,卵の有無を確認。しかし,どうしたことか二カ所ともに見当たりませんでした。なんともふしぎ。