美しく老いたいと思う!
老いへの道を手探り、訪ねるが、きっと見本は見つからないだろう!
人の人生がそれぞれ同じでないように、この道も一つとして同じものは
ないだろう!
(年寄りの会話)
最近どこへ出ても、年寄りの会話行動が気になる。いずれ我が身と
思って、やっては不快に思われることなどに、気をつけようと思うからだろうか?
電車に乗っても、まだ席を譲られたこともないが、自分勝手な強がりで、空いていても椅子に腰を下ろすことは無い。
ある時、相当なお婆ちゃんの手を引いて、急いで電車の乗ってきたやや若い婆ちゃんがいた。
「間に合ってよかったでしょう!」
「いえ、私はこの次の電車に乗るつもりで家を出てきましたので、
急がなくとも良いのですよ」
「そこが空いているからお掛けになったら」と椅子を指差した。
そうしたら、空いた席の一人置いてとなりの方が、二人とも座れるように気を利かせて席を譲った。真ん中に若者を一人挟んで座ることになるので、その若者も席を譲り、結局三人分の席が空いた。そこへ二人が座ったのであるが、三人座れないほどにどっかと二人で陣取ってしまった。
その車両には、立っている人はボクと席を譲った若者二人だけ。
大きな声でお節介を焼く、若い婆ちゃんのやり取りや行動を、車内の全員が注目している。若い婆ちゃんが降りる駅に来た。
「着きましたよ!降りる用意をして!」と急かして言う。
年配の婆ちゃん落ち着いていわく
「私は次の駅です!」
「あら、そうだったわね!」と急いで降りていった。
やり取りを聞いていると、どうやら年配の婆ちゃんのほうが、冷静で間違いがなさそう。お節介も程々にしないと、自分が若いから自分の方が正しいと決めて掛かると、こんな結果になりかねない。
いつか自分の番がやってきそうだ。
老いへの道を手探り、訪ねるが、きっと見本は見つからないだろう!
人の人生がそれぞれ同じでないように、この道も一つとして同じものは
ないだろう!
(年寄りの会話)
最近どこへ出ても、年寄りの会話行動が気になる。いずれ我が身と
思って、やっては不快に思われることなどに、気をつけようと思うからだろうか?
電車に乗っても、まだ席を譲られたこともないが、自分勝手な強がりで、空いていても椅子に腰を下ろすことは無い。
ある時、相当なお婆ちゃんの手を引いて、急いで電車の乗ってきたやや若い婆ちゃんがいた。
「間に合ってよかったでしょう!」
「いえ、私はこの次の電車に乗るつもりで家を出てきましたので、
急がなくとも良いのですよ」
「そこが空いているからお掛けになったら」と椅子を指差した。
そうしたら、空いた席の一人置いてとなりの方が、二人とも座れるように気を利かせて席を譲った。真ん中に若者を一人挟んで座ることになるので、その若者も席を譲り、結局三人分の席が空いた。そこへ二人が座ったのであるが、三人座れないほどにどっかと二人で陣取ってしまった。
その車両には、立っている人はボクと席を譲った若者二人だけ。
大きな声でお節介を焼く、若い婆ちゃんのやり取りや行動を、車内の全員が注目している。若い婆ちゃんが降りる駅に来た。
「着きましたよ!降りる用意をして!」と急かして言う。
年配の婆ちゃん落ち着いていわく
「私は次の駅です!」
「あら、そうだったわね!」と急いで降りていった。
やり取りを聞いていると、どうやら年配の婆ちゃんのほうが、冷静で間違いがなさそう。お節介も程々にしないと、自分が若いから自分の方が正しいと決めて掛かると、こんな結果になりかねない。
いつか自分の番がやってきそうだ。