今日も2日まとめて新聞が届いた。土曜日の新聞記事に
坂井市指定史跡豊原寺跡。
往時の繁栄しのぶ石垣。
泰澄大師が702年に開いた。
上杉喜寿著「白山」
越前には天台宗の巨刹として、勝山の平泉寺と丸岡(豊原)に
豊原寺があった。
前者は坊中6.000といい、後者は3.000坊を誇ったが、
仲はいたって悪く、鎬を削ってことごとに覇を競った、平泉寺が
白山登拝を12宿街道をもってするならば、平泉寺よりも遙かに遠距離
にも拘わらず、4宿少ない8宿道をもって、登拝する意地を見せたりした。
その豊原寺もまた平泉寺に1年遅れて滅亡することとなった。、、、、。
上の地図が豊原寺白山禅定道要図。
2段に分けた上が平泉寺、下が豊原寺の宿明細。
豊原寺の8宿は岩屋観音、北谷の中野俣分校のあったところ。
5宿目は白峰堂の森集落。6宿目は太田の中山(太田の大栃の木のあるところ)
など人家に近い所を宿泊場所にしている様に思えます。
この禅定道を整備すれば、いろいろな箇所から白山の雄姿を伏し拝む事が
出来そうです。
雨が強くなってきました。
今晩から明日にかけて大荒れの模様です。