そうなんだ。

外国語で知ったこと。

特定健康診査  英語

2024-11-23 11:55:47 | 日記


厚労省のホームページによれば、特定健診は

「生活習慣病の予防のために、対象者(40歳~74歳)の方にメタボリックシンドロームに着目した健診を行います」

英語で
「Specified Medical Checkups 」(スペシファイド メディカル チェックアップス)・・・特定健康診査

自治体によって違いはあるでしょうけれど
オプションとして、大腸がんと肺がんの検査もそれぞれ500円で受けられます。

私が健康診査を受けるようになったのは
令和3年4月に大腸がんで亡くなった、高校時代からの親友・みち子さんと交わした約束があるからです。

「ふーちゃん、毎年必ず健診を受けるって約束して」

私同様に彼女も健康について根拠のない自信があり、
定期健康診査は受けない派だったため
癌に気付いた時には、ステージがかなり進んでいました。

最期まで、健診を受けていない私を心配してくれました。

先日、特定健診の結果が郵送されてきました。
Bの項目が3つで、後は全部A。
大腸がんも肺がんも問題ありませんでした。

ところで
大腸がん検査のための検便、皆さんはどのようにしていますか?
私の場合は
  1. 便器の水量を減らすために、バケツの水を直接便器にザーッと注ぐ。
  2. トイレットペーパーを敷く



「あっ。出るかな?」
と、感じても
この一連の作業で便意が遠のいてしまうんです。

とにかく二日分採取するまでは、落ち着いて生活が出来ません。
便秘になっちゃいそうです。

親友・ゴンのお宅のトイレは、お尻を持ち上げると自動で流れてしまうとのこと。
さらに厄介そうです。

夫は昨年
血便が気になって検査を受けたら、初期の大腸がんでした。
特定健診では、大腸がん検査のオプションを付けたことはなかったとのこと。

私 「なんで~? 面倒でもついでに受けなきゃ!」

健診を受け始めて日の浅い私ですが、訳知り顔でアドバイスしました。

やはり、一年に一度は受けた方が良さそうです。

手間のかからない「採取方法」をご存知でしたら、是非教えて下さい!







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なんば・大阪

2024-11-15 12:00:19 | 旅行

和歌山県・高野山から大阪伊丹空港へ戻るには
なんば駅からリムジンに乗ります。

道頓堀には行ったことがありませんでしたが
テレビの映像でちょくちょく目にしていました。
たとえば、道頓堀川に飛び込む人のシーンとか・・・。

めったに来ることのない大阪ですので
遅いランチも兼ねて、なんば駅から道頓堀まで散策することにしました。

メニューはたこ焼きに決めていましたが
どこで食べたらいいのやら・・・。

友人のゴンと二人で、東京では絶対に入らないようなお店に入りました。





写真を見せた大阪の友人からの返信は
「裏難波のコアな所にいったなぁ😆

「やっぱり?」と、歩いていた通りも含めて、ドキドキしました。
でも、たこ焼きは美味しかったです。

道頓堀の商店街に出ると、人・人・人でした。
人の波をくぐり抜けながら、店の大きな看板に釘付けになりました。

「凄すぎる!!!」

かに道楽



餃子



串揚げ屋さん



串カツと回転ずし



ラーメン店



「あっけにとられる」とは、このことでしょう。
友人・ゴンは、私の反応が一番面白かったと言ってましたが・・・。

つい先ほどまで滞在した高野山での、しっとりと落ち着いた心持ちは
一気に吹き飛んで、興奮状態になりました。

なんばを含めて、
今回の高野山の旅は心に残る良い旅になりました!

4回に渡る旅のレポートに、お付き合いありがとうございました(^^)/




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高野山③ 金剛峰寺

2024-11-09 17:28:41 | 旅行

平安時代初期に空海が開いた「高野山」。

1200年の間には、
各時代の権力者から名もない民まで、多くの人が詣でたり寄進したりしています。

高野山に関わった歴史上の人物の中でも
西行と平清盛に私が注目したのは、旅行前に読んだ小説の影響です。



この二人は今で言うところの「皇宮警察」仲間でした。
出家した西行は、優秀な「勧進僧」(寄付を集める僧)として高野山に貢献しました。

高野山・壇上伽藍内には、西行が暮らしていた「三昧堂(ざんまいどう)」と西行桜が残っています。

西行といえば
「願はくは花の下にて春死なむ その如月の望月のころ」
桜のイメージです。


西行の友人の権力者・平清盛(1118年生まれ)といえば、厳島神社が思い浮かびます。
清盛が高野山・奥の院を訪れた際、白髪の老人が現れて
「厳島神社を修理してみなさい。完了したのちは、官位が天下に並ぶ者がなくなるに違いない 」
と言ったそうです。
この老人がどうやら弘法大師・空海(744年生まれ)だったようだ。との逸話が残っています。

このことがきっかけとなり、清盛が奉納したのが「血曼荼羅」です。
金堂の中、右に胎蔵界曼荼羅、左に金剛界曼荼羅が掛けられていました。

想像していたより大きくて驚きました(4.3m x 4m)。
撮影は禁止されていますので、血曼荼羅の御朱印帳をご覧ください。


左側の胎蔵界曼荼羅の中央をご覧ください。
大日如来の宝冠は平清盛が自身の頭から流した血で描かれているそうです。
これにより「血曼荼羅」と呼ばれます。

歴史の場面が繋がり、面白いです。

さて
撮影可能だった場所を駆け足で紹介させて頂きます。



「六角経蔵(ろっかくきょうぞう)」です。
把手を持って一周りすれば一切経を一通り読経した功徳が得られます。
撮影用にポーズを取りながら、周りました。



高野山の写真でよく見られる「根本大塔(こんぽんだいとう)」です。
中の立体曼荼羅をお見逃しなく。


本来ならば、紅葉がキレイと評判の蛇腹道(じゃばらみち)。
今秋は紅葉が遅れていました。

では、金剛峰寺です。

金剛峰寺とえば、「蟠龍庭 (ばんりゅうてい)」です。
白砂で雲海を。花崗岩で龍を表現しています。
雌雄一対の龍が奥殿を守っています。



白砂につけられた筋は、どんな風にお手入れされているんでしょうね。


他にもたくさん写真がありますが、この辺りで終わりとさせて頂きます。
皆様の高野山参拝のお役に立てれば、うれしいです。





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高野山②・奥の院

2024-11-02 13:29:21 | 旅行


前回に続き、友人ゴンと旅した「高野山レポート」第2弾です。

高野山を訪れる人が必ずお参りするのは、弘法大師空海の御廟がある「奥の院」だそうです。



一の橋から歩きました。

他の寺社仏閣の御神木以上の太さの杉が空を覆い隠すように連なっています。



その杉林の中にたくさんのお墓や供養塔。
戦国武将のお墓や




大企業の供養塔。


浄土宗・法然上人や浄土真宗・親鸞聖人など真言宗以外の僧侶のお墓もあります。


木の根元には、こんな可愛らしいお地蔵さんも。


年季の入って苔むしたお墓は少々不気味でした。
ようやく、その風景に慣れたとはいえ
「姿見の井戸」をのぞき込むのは、勇気が必要でした。
自分の姿が映らなければ、三年以内に死ぬ。との言い伝えがあるのですから。



ゴンの顔も私の顔も映ったので、三年間は生きていられるようです。

ラッキーだったのは
この日は、一年に一度の諡号奉讃会(しごうほうさんえ)で
奥の院の「燈籠堂」に集まり法要を行っていた僧侶の方々を見れたことです。


若い僧たちも、声を揃えて真言を唱えていました。


お茶処で、歩き疲れた足を少し休めて無料のお茶を頂きました。



奥の部屋のお釜にお茶が入っています。


奥の院散策では、非日常的な空間を存分に味わうことができました。


今秋はいつまでも暑かったので、高野山でも紅葉が遅れているようです。
それでも、色づき始めの美しい景色を見ることができて良かったです。




達筆過ぎて読めない「奥の院」の御朱印二つで、奥の院レポートを締めくくらせて頂きます(^^)/。








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高野山① 宿坊・一乗院

2024-10-29 12:29:22 | 旅行

私の死ぬまでにやりたい事リストにあったのは

①高野山参拝
②宿坊に泊まる
③写経体験
④座禅(瞑想)

叶いました(^^)/

友人ゴンと旅した「高野山レポート」の第一弾として、宿坊を紹介させて下さい。

8か月前に宿坊に直接電話して、予約をしました。
「一乗院」は人気の宿坊です。



立派な門をくぐると、宿坊の玄関があります。


イメージしていた通りの磨かれた廊下。



右手は、「上段の間」。
皇族関係や大名の休息に使われた部屋だそうです。
襖絵・緒掛け軸・調度品が見事です。


左手は中庭です。
昼もライトアップされた夜も、素敵です。



二人部屋として予約した「梢月亭」が、広くて感激しました。
窓を通して見える緑に癒されます。






禅宗で言うところ「禅(ぜん)」を、真言宗では「阿字観(あじかん)」と呼びます。



丸い中に書かれた文字は、梵字の「あ」です。
この月のような丸ごとを体に取り込んで、宇宙くらい大きくしたり小さくしたりする瞑想法です。
宿泊者は「阿字観」の導入編にあたる「阿息観(あそくかん)」を
住職に指導して頂けます。

この瞑想法を家でも練習できるように、テキスト(?)を持ち帰れます。
家でも練習して習得します!


食事は部屋食で、豪華な精進料理。
17時半とちょっと早めです。
見た目もキレイで豪華です。
白飯はお断りしたほどのボリュームでした。
もちろん、胃もたれはしません。




宿坊には大浴場もありました。
たくさん歩いた足を伸ばして、疲れを癒せます。




夜は部屋で心静かに写経。




翌朝6時半からの朝勤行(あさごんぎょう)に参加の際に、お坊さんに渡して
願い事を祈ってもらえます。
朝勤行の時だけ、宿泊者の特権で本堂内が見学できます。
ガイドブックにも載っていた一乗院秘蔵の品を、間近で見れました。

勤行は45分位で、住職と3人の僧侶で行われました。
私たちは椅子に座れるので、足は痺れは心配しなくて大丈夫です。
お経が唱えられている時に、順番に焼香をします。
最後に般若心経を、宿泊者も一緒に声を合わせ
「南無大師遍照金剛(なむたいしへんじょうこんごう)」と繰り返して終了。

私も友人ゴンも真言宗宗徒ではありませんが、とても厳かな気持ちになりました。
翌朝の朝勤行用には、お土産屋さんで買った数珠を左手にかけて参加したほどです。

本堂の撮影は禁止されていたので、写真でお見せできないのが残念です。

うれしいことに
滞在中に一人のお坊さんと話が弾み、互いのインスタをフォローし合いました(^^)。

皆さんも高野山宿坊を検討されてるなら、一乗院をお勧めします。







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