2019年シンガポール旅行記3です。
日本庭園は好きです。
日本の美しい景色をコンパクトに表現する技術に感心しますし
なにより、眺めることで心が落ち着き・癒されるからです。
よその国の庭園に関しては、さほど興味がありません。
というわけで
シンガポールのガイドブックで大きく紹介されていた、 植物のテーマパークに見える
『ガーデンズ・バイ・ザ・ベイ』は当初、観光予定に入れていませんでした。
ところが
ホテルの部屋から見えるオブジェのようなものが気になるではありませんか。

これが夜になると、ライトアップされるのです。

それぞれのアトラクションには料金が掛かりますが、入園は無料とのこと。
朝の涼しいうちに
スーパーツリー・グローブと名付けられた巨大なオブジェを目指し、散歩に出ました。
下から見上げます。

高さ25~50メートルに及ぶ18本のスーパーツリーには、200以上の種類や品種からなる
162,900株の植物が植えられているそうです。
162,900株の植物が植えられているそうです。
18本のツリーのうち11本にはソーラーパネルが設置され、夜間のイルミネーション用の電力を生み出しているとのこと。
エコです。
シンガポールドル8ドル(日本円約640円)を払って、空中散歩を楽しみました。

スーパーツリーの中に設置されたエレベーターで上がれます。
見晴らしが良いだけでなく、どこか未来の世界へ紛れ込んだ気分になりました。
日本庭園以外には興味がなかったはずです。
それは食わず嫌い同様の先入観だったかもしれません。
『郷に入っては郷に従え』
自分が現在住んでいる地域の習慣、しきたりには素直に従うのがよいとの教え。
同じ意味の英文があります。
「When in Rome, do as the Romans do.」
直訳は、 『ローマにいるときは、ローマ人がするようにしなさい』 になります。
シンガポールにいても、どこにいても
「When in Rome, ~ 」 になるのでお気をつけて。