朝日新聞のReライフは読者クラブのようなもので、様々な体験型催しの募集があります。
抽選で100名が無料招待される映画試写会に当選したので
パート仕事を終えてから、東京築地の朝日新聞本社ビルへ映画を見に行ってきました。
広いホールですが、映画館ではありません。
前の人の頭で見えなくなることを避けるために、高い位置にスクリーンがあります。
見上げて首が痛くならぬように、後方の席に座わりました。
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原作は伊集院静氏の「駅までの道をおしえて」。
私は本も読んでいます。 69ページの短編小説です。
『~までの道』 を英語にすると
「the way to ~」(ザウェイトゥ~)・・・~までの道
駅までならば~の部分に 「the station」 を入れます。
浜辺ならば~の部分に 「the beach」 を入れます。
このセリフは女の子が言うので
「Please tell me the way to the station.」・・・駅までの道を教えて
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お友達がいない女の子と、ペットショップで売れ残っていた犬と、息子に先立たれた老人。
しかも、この子が可愛がっていたワンちゃんは突然死んでしまいます。
設定がわかっていただけに、パンフレットを見ただけでウルウルしました。
たいていの場合、原作を読んでから映画を見ると物足りなさを感じるものですが
今回は原作が短編だった為、それほど内容がカットされず
むしろ、付け加えられた場面に感動するという逆パターンでした。
映画の方が原作より良かったのです。
また
小説を読んでいた時にイメージした女の子よりも、演じていた女の子の方が可愛いかったのも要因のひとつかもしれません。
さて
この試写会に参加するにあたっては、条件がありました。
鑑賞後に、感想を200~300字にまとめて、後日提出することが条件です。
映画の試写会に当選したことを友人に話すと
友 「すご~い。 いいな~。 クジ運いいよね」
と喜んでくれたのですが、感想文について話すと
友 「私だったら、感想文なしの映画館にお金払って観に行きたい」
実は、
夫を含めて、告げた友人全員が同意見でした。
なるほど。
当選の倍率はかなり低かったのかもしれません。
これは、ねらい目です!
これからは、感想文付きの試写会に応募することにしましょう。