前回に続き、友人ゴンと旅した「高野山レポート」第2弾です。
高野山を訪れる人が必ずお参りするのは、弘法大師空海の御廟がある「奥の院」だそうです。
一の橋から歩きました。
他の寺社仏閣の御神木以上の太さの杉が空を覆い隠すように連なっています。
その杉林の中にたくさんのお墓や供養塔。
戦国武将のお墓や
大企業の供養塔。
浄土宗・法然上人や浄土真宗・親鸞聖人など真言宗以外の僧侶のお墓もあります。
木の根元には、こんな可愛らしいお地蔵さんも。
年季の入って苔むしたお墓は少々不気味でした。
ようやく、その風景に慣れたとはいえ
「姿見の井戸」をのぞき込むのは、勇気が必要でした。
自分の姿が映らなければ、三年以内に死ぬ。との言い伝えがあるのですから。
ゴンの顔も私の顔も映ったので、三年間は生きていられるようです。
ラッキーだったのは
この日は、一年に一度の諡号奉讃会(しごうほうさんえ)で
奥の院の「燈籠堂」に集まり法要を行っていた僧侶の方々を見れたことです。
若い僧たちも、声を揃えて真言を唱えていました。
お茶処で、歩き疲れた足を少し休めて無料のお茶を頂きました。
奥の部屋のお釜にお茶が入っています。
奥の院散策では、非日常的な空間を存分に味わうことができました。
今秋はいつまでも暑かったので、高野山でも紅葉が遅れているようです。
それでも、色づき始めの美しい景色を見ることができて良かったです。
達筆過ぎて読めない「奥の院」の御朱印二つで、奥の院レポートを締めくくらせて頂きます(^^)/。