ヒカラビ一家の花日記

山の上に住む花農家から 魚沼発のあれこれを

すずらん

2009年05月20日 | 発信

今日は市場の方を囲んでのゴルフ。
すげーいい天気で暑かった。 顔が日に焼けてひりひりする。

この時期いつも6番の茶屋の前のすずらんが満開になる。
赤土、半日陰が大好きな花なので大きな株になっている。

京都の市場に方と一緒の組だったが、この時期ブライダル用の需要もあるし出荷も少しではあるが続いているそうだ。
子供の頃、萱藪の中のすずらんを出荷していた。
花を20本に葉を数枚添えて束にする。
今も出荷される束姿は変わっていないそうだ。

堀之内の花の先駆者は、昭和6年の上越線開通とともに出荷を始めたそうな。
背負い籠にすずらんの花を背負い、丸一日かけて東京まで出て、上野の駅前の宿屋に泊まって早朝、京橋の花市場に出荷したそうな。
当時花は大変な高級品で、高く売れたと聞いている。


この辺の山には、マンサクやナナカマド、木ぶしなど枝物として出荷できる木もたくさんある。

こう言う目立たない花材の供給農家は残念ながら高齢化が進んでいる。
ビジネスチャンスは足元に転がっているのだけれど経営的には難しいのが実態だよね。
コメント (2)
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