ヒカラビ一家の花日記

山の上に住む花農家から 魚沼発のあれこれを

釣り舟草

2012年09月20日 | 観察

毎年、この花が咲くころには涼しくなって、日除けから保温へと管理を変えなくてはならないのだが、今年は夏からずっと35度程に高温が続いてきた。

遠くを通ったはずの台風であったが結構な風も吹いて、ウルイにかけてある簡易的なコの字型被服は全部飛ばされてしまった。

 高温続きの為どうしても厚手の寒冷紗で通したハウスが多く、軟弱なもの、切り終わりのものに倒伏の被害が出た。

フエーン現象、熱風と強い日差しによってこすれて黒くなったり焦げたものも。 

 台風が過ぎるたびにいつも思うようにしている。「このくらいで済んでよかった」と。

よそはもっとひどい被害が出ている。

次の日の出荷目合わせ会。ボリューム、硬さ、止め方、新聞紙の入れ方、、、慎重にテェックを繰り返す。

開けた箱の中には台風被害のものは見当たらなかった。

 共撰の役員はほとんどが30代と若い。

挨拶から進行、指導まですべて役員が行う。JA職員は販売状況を伝えるだけ。

 自分も24歳の時に初めて技術の役員に入れてもらって、30代のころは共撰役員として日本中の市場を飛び回った。

49歳でリーダーを任され、54歳でご隠居様になった。今の組合長は48歳だ。

この流れが続けられる限り産地は大船に乗っているようなものだ。

♪~古い船を今動かせるのは古い水夫じゃないだろぉ。古い船も新しい船のように、新しい海へ出る、、、(吉田拓郎、イメージの詩)

昨日から急に寒くなって、ラーメンがうまい季節になった。

Qちゃんもラーメンは大好き。

 

 

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コメント
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