ヒカラビ一家の花日記

山の上に住む花農家から 魚沼発のあれこれを

カサブランカが売れない

2012年09月23日 | ぼやき

うちの直売所はユリを一年中絶やさないことを目標にしている。

固定客がほとんどのようだがよく売れるのは赤系、蕾の発色の良い品種は売れる。

でも、なぜか売れない品種がある。  それがカサブランカだ。

カサブランカが売れない理由????いろいろ考えてみた。

1. 高い?

   A.そんなことはありません。ほとんどが市場での価格。ここは産地なので産地価格です。

2. 品が悪い?

   A.そうかもしれない。共撰出荷者なのでここに並べるやつは規格外、2~3輪中心なので柔らかいかも。

3. お客さんがユリになれているので他の品種の方に興味があるから?

   A.そうかもしれない。都会ほどカサブランカ神話はないかもね。

4. 飾りつけに問題が?

   A.そうかもしれない。ここのバケツは40cmと浅い。カサブランカはどうしてもダレてくるのだ。

そこで、専門の深いバケツを用意してみた。写真付きで目立つように飾ってみたのだが、、果たして。

今年の市場での販売状況を見ると、上位規格、上位等級のものはそこそこの単価で取引されているが下位のものは非常に単価が厳しい。

やはりユリは業務需要に支えられているもので、ホームユースは依然厳しいままなのかもしれない。

中国には2万社以上の日本企業が進出しているそうだが、ぜひ帰れる企業は日本に帰ってきてほしい。

日本に働く場があってこそ国内の景気が良くなるというもの。

この度は思わぬコスト高を味わった企業も多いのではないだろうか?

コストが高くても国内景気が良くなる方が企業利益につながるような気もするが、、、、

そうすればホーム需要も、、、、カサブランカ売れねぇかなぁ、、、なんか悔しい。

 

今日は見事な2重でまんまるの虹がかかったぞぃ。

 

 

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コメント (4)
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