いまだにこの記事が人気らしく、たまに検索からここにたどり着き、読まれてるらしい。なので少し追加。

試走行させてからだいぶたつ。
F-103GTよりは基本性能は確実に高い。103GTには散々遊ばせてもらったので、悪口は言いたくないが、リアのスタイビリティがあまりよくない。
スロットルの繊細操作という練習にはものすごくなった。
自分でいうのも何なんだが、こういうスポンジタイヤで販売すれば、ヒットしたと思っている。
モーター回転数の良いのに変えた時など、加速の立ち上がりがいいものだから、それまでの慎重なスロットル加減でも、コーナー後の加速で早く入れすぎると、グリップが抜けて巻く。もちろんタイヤグリップに十分留意して、グリップの良いタイヤにした。減速してフロント荷重気味の時でも、フロントタイヤが路面をつかめずアンダーと、そんな性質が表れてくる。
これを作る前に、GPツーリングのスポンジタイヤとかためしたが、グリップは増したが、思うようなフリップ感が得られなかった。
とある情報からF104のフロント改造が比較的簡単に可能という話はきいていて。改造の内容までは知らなかったので、パーツの試行錯誤とか少し苦労した。
フロントの動きが軽快なF-104と比べると、ボディ特性のせいか曲がる感じがもっさりしてる。速度が出るとフロントのボディ空力的抑えが効くためか、F-1と比べると低速時と高速時のステアリング変化が大きいという、特色を感じることができた。(空力のいいガライヤボディ使ってるので、箱車にすると特徴はさらに変わると思われる。)
DDカーの走行は楽しいね。
パーツ点数が少ないので組み立ては楽だが、スポンジタイヤは削れがあるので、タイヤセッターで定期的にタイヤの整形メンテナンスが必要になる。スポンジ硬度を変えて、たくさん用意しとくと、走行が楽しいが、まあスポンジタイヤは安くはないので、たくさんそろえると費用が掛かるというところが問題になる。
タイヤセッターによるタイヤ整形は、面倒くさいとの意見は多い。じっさいそのとおりだと思うが、そんなに嫌いじゃない。
最初タイヤセッターの費用が1万円に、取り付けハブが4000円と、結構な出費に思えた。それが嫌われる要因だろう。それから20年も使っている。(一度買えば一生ものなので、値段で買うよりも機能で買うのをお勧めする。いまだにカッター付きのを買っとけば、バイト式のを買っとけばよかったと思うことがあるためだ。)
だがこの作業もしてみると楽しい。なので気にならなくなった。
ツーリングカーとは別方向の楽しさがあるな、うん。


タイヤはつらいちにせず少しへこませ気味の幅にしている。リアのTバーの動きで、ロールさせながらピッチング方向に動かすとと、フロントのステアの動きからホイールアーチに接触するためだ。
ホイール形状がこれしかないので、もう少し違うのが欲しいところだ。希望するのならTS050とかGR010のようなへこんでなくつらいちまでのが欲しい。
あーでも、カバーパーツ作って貼るのもありか??今度作ってみよう!!

前後とも4mmほど左右に広げてるので、ほぼ8mmほど広げる、自作パーツを作る羽目になった。
フロントハブの軸は昔のパンプキンのハブをかなやすりで加工して、OP259フォーミュラトレール付きアップライトのパーツに差し込み、4mmのアルミパイプをかましている。
OP259は今市場に欠品が続いている。タミヤサン早く再生産してほしい。
リアは左の3つのパーツで広げている。上はピニオンと逆のスルーにはめる筒状のスリーブで4mmほど延長してある。下の2品はボールデフにかませるパーツで4mmサイズで作ってある。(製作は過去ブログに。)

ほかにはF107のフロントサスペンションパーツや、スポンジタイヤやボールデフのスラストパーツなどが必要になる。


普段DDカーにはニッカドバッテリーを使ってるが、昔のセルと今のセルは長さが微妙に違うらしく、3mm~5mmほど長さが異なる。そのため無理に装着することになるので、差し入れ口のおさえ金具を少し延長。薄葉ののこぎりでカットして、切断した部分を厚み分ずらして、アクリサンデーで溶着。あとはやすりで整える。(このパーツの時はずらして接着とか思いつかなかったので、切断した後に、カット方法間違いに気づいて、ジャンクパーツにあったABSバーツをきりだして溶着した後、ととのえたせいか、仕上げは汚い。)