ずいぶん懐かしい、雑誌を家の中で見つけた。
表紙がGT500のレクサスのシェイクダウンなので、相当に古い。こないだスープラに変わったので、それでも7年は車種チェンジしなかったわけなので、レースカーは意外とモデルチェンジ期間が長い。
その中でWRCのダンパーの取り付けに関する考察が載っていた。
ラジコンカーではステアリングロッドなどの機構面からこの考えを取り入れるわけにはいかないが、技術者はいろんなことを考えるなと思った。
当時、産業用の3Dプリンタではこんな複雑な形状のものまで、金属で作れるようになっていたらしい。調べてもよくはわからなかったが、粉体の金属粉を重ねながらレーザー焼結したりするなどなんかいろいろ方法があるらしい。もしそんな製造法だと、鍛造などの加圧の工程がないので、無垢材のようなアルミ強度はないらしいが、アルミ鋳物ぐらいの強度があると思われる。メインフレームパーツには使えそうにないが、試作だけでなく、高強度が必要ないいろんな金属パーツの製作に使えそうだ。
民生用にもこんなのが出まわると面白いな。
「キューポラのある町」みたいなところは、これからこういう3D機械が並ぶようになるのかもしれない。