WATERCOLORS ~非哲学的断章~

ジャズ・ロック・時評・追憶

さあ、私も気仙沼に帰るか

2021年10月05日 | 今日の一枚(S-T)
◎今日の一枚 551◎
Sonny Rollins
Alfie'
 やっと退院の許可がおりた。今日の午後退院だ。妻の迎えを待つと夕方になってしまう。ちょっと大変だが、高速バスで自力で帰ろうと思う。思えば、今回の入院は3度に分けてトータル46日間となった。もちろん、これまでにない経験だ。ステロイドのため免疫力が著しく低下し、体力も明らかに低減している。血糖値も安定せず、ステロイド糖尿病の症状もある。数日間は自宅で体調を整え、仕事に復帰するのは来週からにならざるを得ないだろう。
 それでも退院はうれしい。「おかえりモネ」も地元に帰り気仙沼編が始まっている。私も気仙沼に帰り、動き始めよう。

 今日の一枚は、ソニー・ロリンズの『アルフィー』である。1966年のイギリス映画『アルフィー』の音楽を、ソニー・ロリンズが担当したものである。 オリバー・ネルソンのアレンジによる好盤である。今日の退院と気仙沼へと向かうテーマソングにしようと、apple musicからダウンロードした。ブラスの音を感じながら、バスの旅を楽しみたい。

IgA腎症と私⑫

2021年10月05日 | IgA腎症と私
クレアチニンとeGFRの推移

 扁桃摘出+ステロイドパルス療法を1クール7日間✖️3クール終了しました。
 参考までに、私の、クレアチニンとeGFRの数値の推移を記しておきます。
 今後は、自宅で生活しながら、経口ステロイド剤を服用し、その量を徐々に減らして、ステロイドからの離脱を図ることになります。
  ※(    )内はクレアチニン値

◎人間ドックのとき
 eGFR 32.8(1.74)
◎腎生検前入院時
 eGFR 32.2(1.77)
◎腎生検後退院時 
 eGFR 29.5(1.92)
◎扁桃摘出28日後
 eGFR 37.5(1.54)
◎パルス1クール後
 eGFR 36.2(1.59)
◎パルス2クール後
 eGFR 34.3(1.63) 
◎パルス3クー ル3日目
 eGFR 40.1(1.45)

 数値のみを見れば、29.5まで下がったeGFRが40.1まで戻っているといえます。やって良かったと考えています。ただ、慢性腎臓病のステージG3bは変わらずです。今後どのような推移を辿るかはわかりません。一定数の糸球体はすでに壊れてしまっているはずなので、大きな改善は見込めないと考えるべきかも知れません。当初の目標通り、人工透析にならないように、いかにこの状態を保存するかが大切だと思っています。
 なお、今回のIgA腎症による入院は、開放腎生検のために13日間、扁桃摘出のために10日間、ステロイドパルス療法のために23日間、合計46日間でした。こんなに長期間の入院は、もちろん初めてでした。

 また、費用等については、精算が済み次第、高額医療費の払い戻しや、民間保険の払い戻しも含めて、後日紹介したいと考えています。
 ステロイドパルス療法のための入院前に、指定難病に申請しました。守備よく申請が通れば、入院費や今後の薬代が大きく軽減されるはずです。

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IgA腎症と私⑪

2021年10月05日 | IgA腎症と私
ステロイドパルス療法
(第3クール)

ステロイドパルス療法第3クールの状況を報告します。

[3]-1日目
・6:00の血糖値 106
・コンディションは最悪である。顔がヒリヒリ焼けるようで全然眠れなかった。顔がただれてきている。何とかならないものか。
・眠剤(ベルソムラ15mg)が薬疹に関係があるかもしれないということで、今日からはやめることにした。
・ステロイド500mgの点滴(2時間程度)。
・14:00の血糖値 228。インスリン注射。
・夕食後、抗アレルギー剤を服用(クロルフェニラミン徐放錠6mg)。
・顔はヒリヒリ痛く気持ち悪いが、抗アレルギー剤を服用してから、しばらくぶりに体調はいい。
・20:00の血糖値 357。インスリン注射。
・眠剤は服用せず。ほとんど眠れなかった。

[3]-2日目
・ほとんど眠れなかったが、眠剤を服用しなかったためか、ここのところの顔がヒリヒリ痛いなどの症状はなく、調子はいい。これまでの薬疹で顔の口周りがゴアゴアしているので何とかならないかと思う。
・6:00の血糖値 181。
・朝食後、胃薬を服用(オメプラゾール錠10mg)。
・ステロイド剤点滴(500mg)。
・点滴中、眠れた。
・夕食後、抗アレルギー剤を服用(クロルフェニラミン徐放錠6mg)。
・20:00の血糖値 379。インスリン注射。
・夜中少しと、朝方眠れた。

[3]-3日目
・昨夜も、眠剤を使用せず。体調はいい。薬疹の顔のゴアゴアが痛い。
・6:00の血糖値 180。
・朝食後、胃薬を服用(オメプラゾール錠10mg)。
・ステロイド剤点滴(500mg)。
・血糖値がやや高い。明日から経口ステロイドだが、担当医師から、退院後のことも考えて血糖値を下げる薬をもう一度試してみるとのことだった。効果が低ければ、インスリンとなるとのことだった。
・皮膚科の医師が診断してくれた。経過観察とのこと。顔のカサカサには、ワセリンなど刺激の弱いクリームを塗ってもいいとのことだった。
・薬剤師が来てくれた。明日からの血糖値を下げる薬(ジャディアンス錠10mg)について、説明を受けた。指定難病に申請中なので、退院後の薬の入手等について相談した。
・14:00の血糖値 289。インスリン注射。
・夕食後、抗アレルギー剤を服用(クロルフェニラミン徐放錠6mg)。
・20:00の血糖値 349。インスリン注射。
・寝始め、2時間程度眠れた。

[3]-4日目
・採尿・採血
・6:00の血糖値 201。インスリン注射。
・食後、経口スロイド剤を服用(プレドニン錠500mg×6)。
・経口ステロイド剤は、今後隔日の服用となった。
・食後、胃薬を服用(オメプラゾール10mg)。
・食後、血糖値を下げる薬を服用(ジャディアンス錠10mg)。
・睡眠不足で朝方少し眠ったが、体調はいい。担当医師からは、大きな問題が発生しなければ、予定通り第3クールで退院できるとのことであった。
・14:00の血糖値 230。インスリン注射。
・夕食後、抗アレルギー剤を服用(クロルフェニラミン徐放錠6mg)。
・20:00の血糖値 2972。インスリン注射。
・夜中少し起きたが、非常によく眠れた。

[3]-5日目
・今頃になって、胸、背中、腕がかゆくなってきた。
・6:00の血糖値 121。インスリン注射なし。
・今日は、経口ステロイドなしの日。
・食後、血糖値を下げる薬を服用(ジャディアンス錠10mg)。
・食後、胃薬を服用(オメプラゾール10mg)。
・14:00の血糖値 198。
・朝までは調子よかったが、体調が少し変だ。ふらふらする感じがするし、上半身がかゆく、皮膚が過敏で傷つきやすくなっている気がする。パンツのゴムのところや、股のところがすれて少し痛い。担当医に相談すると、ステロイドの影響かも知れないし、昨日から飲んでいる血糖値を下げる薬(ジャディアンス錠10mg)の可能性もあるとのことだった。明日退院だが、症状が酷いようならジャディアンス錠10mgの服用を止めてもいいとのことだった。
・20:00の血糖値165
・発熱38.6度。身体が熱く、足が冷たい。ぼーっとした感じがする。皮膚感覚が過敏で、肛門、股間、頭皮、腋の下などが擦れて痛い。昨日から服用しているジャディアンスの薬疹ではないかと考えている。
・明日予定されていた退院は、延期になった。

[3]-6日目
・よく寝た。何度も起きたが、そのたびに深く眠った気がする。熱も下がり、調子はいい。
・6:00の血糖値 118。
・朝食後、経口スロイド剤を服用(プレドニン錠500mg×6)。
・朝食後、胃薬を服用(オメプラゾール10mg)。
血糖値を下げる薬(ジャディアンス錠10mg)は服用しなかった。
・午前中は断続的に眠った。
・14:00の血糖値 237。インスリン注射。
・比較的よく眠れたが、2:00以降は起きていた。

[3]-7日目
・体調はいい。退院延期のおかげで、かなりゆっくり休めた。薬の副作用に見通しがつけば、できるだけはやく退院したい。
・今日で正式に3クール終了である。
・6:00の血糖値 149。
・今日は、経口ステロイドなしの日。
朝食後、胃薬を服用(オメプラゾール10mg)。
・14:00の血糖値 206。インスリン注射。
・担当医師によれば、昨日の採血の結果、血小板が減少しているとのことだった。薬の副作用によるものと考えられ、明日の採血で問題なければ、退院していいとのことだった。また、血糖値を下げる薬(ジャディアンス錠10mg)については、中止することになった。
・20:00の血糖値 163
・アイマスクを付けたせいか、寝付きはよかった。深夜起きてkindleを読んだが、朝方また眠った。
・翌朝8:00の血糖値103。

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