三十路毒男の明るい生活(今は五十路既男)

昔(毒男):釣り、海外旅行、買い物、料理を中心に綴った。
今(既男):コロナ禍3年間の駐在を終えて日本へ帰国。

マルタ旅行 その1 日本の中古車が走ってる。

2005-10-12 | 海外旅行
 ネタが切れてきたので、本日は3年前のネタ。

 この写真は何のことは無い大阪市の清掃車。誰が見ても明らか。

 しかし、こいつの走っていた場所がえげつない場所。なんとマルタ島。マルタといってもあまり知らない人が多いだろう。地中海に浮かぶ小さな島で、面積は淡路島の半分か、2/3ぐらいだと聞いた気がする。イタリアのシシリーの下のほうにある。因みに映画の「グラディエーター」はここで撮影。古い映画だとハンフリーボガートの「マルタの鷹」なんてのもあったなあ。

 で、話は清掃車に戻って、向こうで見たときはびっくり。東南アジア、西アジアそして極東ロシアで日本の中古車がほとんどそのままの状態で走っているというのは聞いたことがあるけど、まさかスエズ運河を越えた場所で見るとは思わなかった。しかも、写真をあわてて撮って、走り去るのを見送っていると、なんと後ろには「大阪にオリンピックを」のステッカー。

 そこから注意してマルタの日本車をチェックしまくると、この種の車の多いこと。日本の車検の有効期限を示すシールは残ったままだし、車庫証明シールもつけっぱなし。

 うーん、マルタ恐るべし。

 最後にマルタの宣伝。マルタは飯の旨さではスペインと共にお勧め。とても英国支配下だったとは思えない(1964年独立)。ちょっと変わったヨーロッパに行こうという人にはお勧めかも。
 私が行ったときは、JALでLHR(ロンドンヒースロー)に飛んで、そこからLGW(ロンドンガトウィック)にバスで移動して、BA(英国航空)を利用。他の方法としては、EK(エミレーツ)でDXB(ドバイ)経由とか、AZ(アリタリア)でミラノ経由がある。時間があるなら、イタリアのシシリーまで行って、そこから優雅な船旅が面白いかも。