王様の耳はロバの耳

横浜在住の偏屈爺が世の出来事、時折の事件、日々の話、読書や映画等に感想をもらし心の憂さを晴らす場所です

皆既日食 悲喜こもごも

2009-07-23 08:08:06 | 社会
世紀の6分 46年ぶり皆既日食 トカラは雨、硫黄島「見えた」(産経新聞) - goo ニュース

46年ぶりの皆既日食との事で日本中が期待していました。
特にトカラ列島は日本で最初にそして最長の時間で観測できるとの事で「島外から1100人ほども観測と言うか見物に押しかけていた」様でした。
残念ながら「付近の天候は曇り」特に最長の時間、日食を楽しめる筈の悪石島は突然の豪雨とか。

残念でした。「面白うてやがて悲しき悪石の日食」でした。
TV各局は現地にレポーターを派遣しててぐすね引いていたようですが何だか時間をもてあまし気味でどこかの「動物園の鳥が日食を日暮れと間違えて巣に帰ろうとしている」とかやたら明るい声で盛り上げを図っていました。

宝島では雲間から観測できたそうです。おめでとうございます。
チャーター機雲上から日食を見物する方が居ましたね。これなら曇天も関係なしです。

その他小笠原の近海で船上から見物に出かけた方が居ましたがこちらもうまく行ったようです。
爺の住む横浜は早朝は小雨が残り予定の時間は厚い雲。外に出てみましたが駄目みたいでした。

次は26年後とか。とても見ることは適いそうもありません。


産経新聞:
月が太陽を完全に覆い隠す今世紀最長の皆既日食が22日、鹿児島・トカラ列島や奄美大島北部などで起きた。日本の陸地で皆既日食が見られるのは昭和38年7月21日の北海道以来、46年ぶり。国立天文台は硫黄島(東京)で観測に成功。北硫黄島沖の船からも皆既の直前、直後にダイヤモンドリングなどが見えた。

 皆既日食が起きる「皆既帯」はインド北部から始まり、直径約250キロの巨大な月の影が時速2000キロ以上で東に移動。中国の武漢・上海といった大都市を通り、南西諸島では午前11時前、北硫黄島付近では11時半ごろに起き、今世紀最長となる6分39秒の皆既日食が確認できた。“黒い太陽”の周りに普段、肉眼で見えないコロナが真珠色に広がってみえた。


 6分前後の皆既日食となるはずだったトカラ列島では、7つの島で計約1100人の天文ファンが空を見上げたが、梅雨前線などの影響で風雨が強まるばかり。


 悪石島では午前10時53分すぎ、太陽が月にすっぽり隠れる「皆既」になり、午前11時前に周囲は急に夜のように暗くなる現象がみられた。


 しかし、雲のため“黒い太陽”を直接確認することはできなかった。悪石島小中学校では「竜巻の可能性がある」とツアー主催者が一時避難を呼び掛けたほどだった。
 一方、部分日食は日本全国で起き、午前10時前から太陽が欠け始め、大阪では最大で太陽の直径の82%が、東京でも75%が月に隠された。大阪で大規模な部分日食は昭和33年以来となったが、あいにくの曇り空で十分に観測できなかった。
 皆既日食が次回、日本で見られるのは26年後で、北陸や北関東で観測できる。
(以下省略)




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