王様の耳はロバの耳

横浜在住の偏屈爺が世の出来事、時折の事件、日々の話、読書や映画等に感想をもらし心の憂さを晴らす場所です

成人年齢 18歳に引き下げ?!

2009-07-30 07:37:02 | 政治
成人年齢、18歳に引き下げ=実施時期「国会の判断」-自立促す・法制審部会(時事通信) - goo ニュース

今朝の「みのさんの朝ズバッ」でも軽く触れていました。
もしこの法案が成立すると関連する法律が114?有るそうです。
そのうち「ーー未成年は云々」とある条文は自動的に18才が適用になるそうですが「ーー20歳未満は云々」とあると18歳に直さないとまずいそうです。
そりゃそうだよな。ある法律だけが18歳19歳を未成年扱いしていてはね。

そんな問題はあるけれど次の政権が法制化すれば18歳成人が実現します。
負の面は「サラ金(と今は言わないが)からの借り入れが出来る」同様に「売買契約が親の同意無しで出来る」のでそのあたりを心配する意見があります。
爺も一部の若者は悪の罠に引っかかるのが出そうな気がします。

期待される面では「選挙権の行使」が出来ますから若者を引き付ける「提言の出来る政党」は得票率が増えそうです。
また「未成年」と言うことで信じられないような凶悪な犯罪が「割合軽い処分」で済んでいたのがそれでは済まなくなる事でしょうから幾らかでも犯罪の抑制になるでしょうか?

あれやこれや18歳の若者が「どれだけ社会常識を弁えた人間になっているか」に尽きそうです。
一般論でなく「成人式で意味も無く酒を飲んで暴れる若者」を思い浮べると「底辺と言うか下層の若者の中には心配が当たりそう」です。
まあ幾つになっても多重債務者とか詐欺のコロリと引っかかる手合いは居ます。

法律が通れば18歳は今まで以上に大人の自覚が必要となるのでしょう。


時事通信:
法制審議会(法相の諮問機関)の民法成年年齢部会は29日、現在20歳と定めている民法の成人年齢について、公職選挙法に基づく選挙権年齢が18歳に変更されることを前提に、「18歳に引き下げるのが適当」とする最終報告書をまとめた。引き下げ時期は、若者に自立を促す施策などの効果や国民意識の動向を踏まえ、「国会の判断に委ねるのが相当」と結論付けた。男は18歳、女は16歳となっている結婚年齢にも言及し、男女とも18歳とするよう求めた。9月の法制審総会に報告される。

 成人年齢が引き下げられれば、親の許可がなくても契約行為ができる年齢も下がるなど、国民の社会生活に及ぼす影響は大きい。今後は、法制化の時期に焦点が移るが、引き下げには反対論も根強く、実際にいつ実現するかは不透明だ。 
(引用終わり)
コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする