王様の耳はロバの耳

横浜在住の偏屈爺が世の出来事、時折の事件、日々の話、読書や映画等に感想をもらし心の憂さを晴らす場所です

巡視船の砲身 射撃で吹っ飛び

2009-07-04 12:56:42 | 駄目だ! こりゃ
海保巡視船の砲身、射撃訓練で吹っ飛び海中に(読売新聞) - goo ニュース

訓練中の話ですが巡視船「せっつ」の35ミリ機関砲の一発目を発射したら、その衝撃で砲身(長さ3.5メートル)吹っ飛び海中に落下したとの事。
まあ乗員にけが人が無かったのは何よりです。

事前の点検では「異常が無かった」そうです。
「異常がない」のに砲身が(破裂ではなく)一発目の発射で吹っ飛んだのですから
「事前の点検がよほどいい加減であったか」「事前とは直前ではないとかで発射直前には点検しなかった」でないと考えられません。

綱紀厳正な組織では考えられないお粗末です。
まあ戦後50年以上巡視船が機関砲を発射するなんて考えた事の無い組織ですから
「どんどん訓練をやって砲身の5本や10本を吹き飛ばしても弾を打ち出せるように錬度を上げて欲しいものです」

「北の貨物船の臨検」は海保が中心とかの話がありますが一寸無理みたいですね。
単に「せっつ」のゆるふん(褌の締め込みが緩い--緊張に欠けている)なら良いのですが--。


読売新聞:
3日午前10時40分頃、和歌山県白浜町の南西約29キロの紀伊水道で、神戸海上保安部所属の巡視船「せっつ」(3100トン)が前部甲板にある35ミリ機関砲の射撃訓練を行ったところ、衝撃で砲身(長さ3・5メートル)が約7メートル吹っ飛び、海中に落下した。乗組員約40人にけがはなかった。

 同保安部の発表によると、せっつは午前10時頃から現場海域で射撃訓練を開始。20ミリ機関砲の訓練を終え、35ミリ機関砲を右舷に向け1発発射した直後、砲身が外れたという。砲身は、ねじって砲台にはめ込む仕組みになっており、常時取り付けられている。訓練前の点検でも異状はなかったという。
(引用終わり)

写真:せっつ   
コメント (5)
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都議選告示

2009-07-04 07:15:03 | 政治
都議選告示 220人超が立候補 国政前哨戦火ぶた(産経新聞) - goo ニュース

昨日3日都議選の告示がされ午後1時までには221人(定数127)の届出がなされたそうです。
TVでは応援演説する麻生総理、鳩山代表と福島党首の顔も見ました。

何だか「政権交代の代理戦争」見たいにも見えます。
報道によれば都議選の構成は与党が自公野党が民主、共産、東京・生活者ネットですから国政の与野党とよく似たそれですが
論点は:
1:新銀行東京の存続
2:築地の魚河岸の移転
3:五輪開催 だそうですから確かに国政とは趣が違います。

1について自公は賛成 民主、共産と東京・生活者ネットは反対
2についても同じ色分け
3については自公民が賛成その他が反対
と民主党のねじれがあります。
3の五輪招致は石原知事のお声掛り。08年に北京が終わり12年はロンドンが決まっているのに又アジアとは?と世間一般では言われています。既に100億円単位の招致費を使ったとか。

民主党は鳩山代表の「故人献金問題」以前の党勢に乗っかって3人ほど追加公認したとか。
これは民主党支持のパイが小さくなった上に共食いを誘うでしょうね。
とはいえ麻生総理も「小手先内閣改造」で求心力を更に落としたそうですからどっちもどっちで痛み分けでしょうか?

5日日曜日の静岡県知事選挙の結果が与野党の攻防に影響を与えそうです。
天皇陛下は海外へおいでましですが臨時国事行為代行の皇太子殿下が後を引き受けていらっしゃいます。
さあ麻生総理どうするのでしょう? イタリアサミットからの解散はあるのでしょうか? 七夕様にお願いは「どうか総理を続けられますように」でしょうね。
そうなら「早く解散してください」もありですね。七夕様はお困りでしょう。


産経新聞:
次期衆院選の前哨戦となる東京都議会議員選挙(定数127)が3日、告示された。午後1時現在で立候補者は計221人で、過去最少だった前回(220人)を超えた。女性は52人で過去最多。自民、民主の公認候補が半数を占め、国政と同様「二大政党」が激突する構図となった。自民、公明の「与党」が過半数を維持できるかが勝敗ラインで、民主は「東京から政権交代」を掲げて第一党を目指す。選挙結果は麻生太郎首相の解散戦略などに大きな影響を及ぼすとみられる。投票は12日で、即日開票される。


 都議選は国政選挙を占うバロメーターで、各党総力戦で臨む。この日、国民新党を除く6党首が都内各地を飛び回り、支持を訴えた。


 自民は、前回を1人上回る58人を擁立。麻生首相が告示前に全候補者の事務所を激励に回ったほか、この日も党幹部が相次いで応援に駆けつけ、国政選挙並みの支援態勢を敷く。また公明は公認23人の全員当選が目標で、組織力を生かした選挙戦を展開する。自党候補を立てない選挙区で自民候補8人を推薦、1人を支持するが、「自公」で競り合う選挙区もある。


 一方の民主は、鳩山由紀夫代表の「過半数を取るぐらいの勢いを示す」との号令を受けて、公認並みの支援を決めた生活者ネットワークの推薦候補ら6人を加えた64人を擁立。3人区で公認2人を出馬させるなど「追い風」を武器に第一党を目指すが、票を取り合う「共倒れ」も懸念されている。


 自民は、公明の候補が全員当選した場合、41議席を確保すれば「与党」として過半数を維持できるが、民主に第一党を奪われるなど大敗すれば、首相の退陣含みの自民総裁選前倒し論が強まりそうだ。(引用終わり)
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