王様の耳はロバの耳

横浜在住の偏屈爺が世の出来事、時折の事件、日々の話、読書や映画等に感想をもらし心の憂さを晴らす場所です

首相 閣僚補充のみ

2009-07-02 07:11:08 | 政治
首相、党役員人事を断念 閣僚補充のみ、経財相に林氏(共同通信) - goo ニュース

何と言っても言葉の軽い麻生総理ですから「確りそのブレ振りを確認しないと見当違いな一言になる恐れがあります」

と言うほど誰もが読んでるブログで無いのですがね。
1日夕刻のTVニュースの冒頭は「東国原知事が高千穂で国政参加に意欲を示す場面」や「知事の政策秘書が自民党本部めぐり」している画像が流れました。
ひょっとして「地方分権担当相」とか「総務相」なんか有りそうな情報も?!

と思いましたが間もなく「閣僚補充人事」の発表が流れました。
財務相---林芳正氏 先の防衛相だって? 全然記憶にない。
国家公安委員長--林幹雄氏 すみません。こちらの方も存じ上げません。
林氏は08年福田内閣末期に防衛相になり1ヶ月で内閣総辞職で辞任。
補充のお二人は似た様な経過を辿るかもしれない。

それは兎も角東国原自民党総裁候補の登場を見ないで済んだ
当初の東国原知事の発言:総裁候補とせよ。知事会のマニフェストを飲め。
とは爺が24日のブログで書いた如く出馬の条件ではなくそれぞれが「事の本質」であるから自民党幹部に頭脳があるなら飲めるものではない。
もし出馬を本当に断る口実として絶対飲めない要求を突きつけたなら理解できるがその後の東国原知事の言動は国政参加に色気ありありの様子であった。それなら別の断りようもあるものを。「当面県政の充実に全力を捧げたい(心は古賀氏のお土産が軽いので心が動かない)」とかね。
怪情報に曰く「全国あるいは東京比例区第1位」とか「かなりの大臣の椅子」でしたよね。
この東氏の「口と態度の格差」は何だったのでしょう?
先月29日金曜日「たけしのTVタックル」では誰かが「噂では東が国政参加についてたけしに相談した。冗談で総裁候補にしてくれればと言ってみろとたけしが東にアドバイスしたと。それに自民党の一部が反応し東もその気になっているので今の騒動の元だ」と語った。
知事会のマニフェストだなんていわなければ冗談から駒が出たかもしれないのに。
でも自民党からの立候補の芽はまだあるそうな!
何と言い訳して立候補するかそれはそれで見ものであろう。

さて麻生総理は1日夕刻のふら下がり記者会見で「党役員の人事は口にした事はない」とか言い逃れに似た返答をしていた。
何だか一国の総理大臣にしては本当に軽い印象を否めない。
もっとも野党第一党の党首鳩山氏の「故人献金問題」は収まりそうも無い。
目くそが鼻くそを笑っているような低次元の話になってきた。
まあどちらも今辞めたくないのだろうがどうなりますか。
しばらく目が離せません。


共同通信:
麻生太郎首相は1日、選挙態勢強化のため検討していた自民党役員人事を見送り、兼務解消を目的にした閣僚の補充人事だけを行い、経済財政担当相に林芳正前防衛相(48)、国家公安委員長に林幹雄自民党幹事長代理(62)を内定した。皇居での認証式は2日に行う。党人事見送りは、首相支持派からも反対が相次いだのを受け断念したもので、首相の一層の求心力低下は必至。
(引用終わり
コメント
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