王様の耳はロバの耳

横浜在住の偏屈爺が世の出来事、時折の事件、日々の話、読書や映画等に感想をもらし心の憂さを晴らす場所です

7月21日 衆院解散!?

2009-07-14 08:27:47 | 政治
21日解散、来月30日投開票=衆院選日程で合意-首相・与党(時事通信) - goo ニュース

「出る出ると言って出ないのは冬のお化けと麻生の解散」
と思っていたがついに麻生総理が解散を口にしました。

しかし21日と一週間も先日付ですし21日頃と不確定の様です。
何だかすっきりしない解散ですね。

昨日の夕刻麻生総理がぶる下がり会見で「都議選の結果が影響したか」と聞かれて言下に「全く違う」と答えていました。この答えは頂けません。
最後に「麻生総理では戦えないとの批判があるが」と聞かれて「批判の有るのは承知している。逃げないで頑張らなければいけない。私は逃げずに戦わねばならない。ここは一番大切なとこだ」見たいな事を言ってました。

マスコミのニュース解説によれば「都議選大敗の結果を受け狼狽する自民党内部での麻生下ろしを避けるための14日の解散を計ったが公明党の反対で解散は21日頃総選挙は8月30日に決まった」様です。

結局衆院第一党と第三党の野合の果てに「公明党の意見を聞かなければ解散総選挙で自民党の勝利が覚束ない(自公合わせても覚束なさそうですが)」体たらくです。「貸し家と唐様で書く三代目」を絵に書いた様な事態になりました。

さあ「殿ご乱心!」とばかり「家老はじめ家の子郎党に羽交い絞めにされ座敷牢に監禁される(総理辞任に追い込まれる)か?」そんな事無く「自民党の先生方も選挙区に帰り選挙準備に奔走するか?」
しばらく静観です。

それにしても内外多難な折、与党の都合であと45日も国の指導者不在が続く事は麻生総理の
「優柔不断と無責任」を遺憾無く示した

蛇足ながら民主党の鳩山代表献金疑惑に続く自傷事件を心配する。


時事通信:
麻生太郎首相は13日午後、首相官邸で自民、公明両党幹部と会談し、連休明けの21日にも衆院解散に踏み切り、衆院選の日程を「8月18日公示-同30日投開票」とすることで合意した。首相は「貨物検査特別措置法案など重要法案が残っており、全力を挙げて成立させてほしい。しかるのち来週早々に民意を問うことにしたい」と表明した。

 首相は当初、14日にも解散を断行し、「27日公示-8月8日投開票」の日程を模索していた。この時期の解散を見送れば、「麻生降ろし」が一気に加速すると判断。直ちに解散に打って出ることで、主導権を確保する狙いがあった。しかし、東京都議選の自民党惨敗を受け、同党内や公明党では衆院選先送りを求める声が大勢となっており、首相もこうした意見に配慮して投開票日を遅らせることで妥協したとみられる。

 ただ、21日の解散日については国会審議次第で、数日程度ずれ込む可能性もある。自民党内の首相に批判的な勢力が、都議選敗北の責任を追及して、首相による解散に抵抗する事態も予想されそうだ。 
(引用終り)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする