王様の耳はロバの耳

横浜在住の偏屈爺が世の出来事、時折の事件、日々の話、読書や映画等に感想をもらし心の憂さを晴らす場所です

両院議員総会は見送りの模様

2009-07-17 08:51:02 | 政治
両院総会は見送り…解散日に首相説明で調整(読売新聞) - goo ニュース

昨日夕刻になると(派閥からの締め付けでしょう)自民党の両院議員総会開催に署名をした覚えのない議員とか署名はしたが「麻生下ろしに組するものでない」と書名の撤回を口にする議員が出てきました。
逃げも隠れもする積りのない麻生総理
新たな名簿135名分を提出した中川元幹事長
赤旗揚げたり白旗も揚げたり右往左往の陣笠先生
狸と狐の化かしあいにも見えます。

一夜明けると結局「両院議員総会」は定数不足で見送りの様相です。
21日午前中「解散」の閣議決定だそうですからこの前後に「議員の懇談会」とやらを開催だそうです。これでは素人には麻生総理は「逃げて隠れた」様にみえますが3連休でどう変わるでしょうか?

今度は「元幹事長の麻生下ろし派」が反攻に出る番です。
また総理に面談して「自主的退陣を勧めた」とされる与謝野財務相はどう身を処しますか? 閣議で「解散のなにやら書に署名を拒否」とか話がありますがその程度では麻生氏は怖くないでしょう。
「麻生下ろし派と退陣派」2-30名で新党結成に出ますかね?
後日5名以上生き残れば「政党結成要件は満たしますが当面の選挙資金をどうするかが鍵でしょう」

TVで政治評論家が「1年前には麻生氏を多数で推しておいて」と「麻生下ろし派」を非難していますがそもそも「麻生総理のレジテマシー(この場合政治的正当性)」が問われなければなりません。
小泉郵政選挙で衆院3分の2の議席を得た後、安倍、福田そして麻生総理と衆院解散によって国民の信を問うて来なかったのですから遅まきながら麻生総理では国民の負託に耐えられないと気づいたなら
「その不明を国民に詫びて新総理の下で国民の審判を仰ぐ」とするのも理のある所です。
まあとにかく「鳥羽伏見の戦い」で幕府軍が官軍に敗れた後のようで諸藩はどちらについたら良いか?どうしたら良いかも分からない興奮状態に見えます。
まだお調子者が出そうですね。
どうなるか目が離せません。


読売新聞:
自民党で麻生首相(党総裁)に批判的な中川秀直・元幹事長らが求めている両院議員総会の開催は見送られる見通しとなった。

 中川氏らは16日午前、東京都議選など地方選の敗北の総括を行うべきだとして、細田幹事長に総会開催を求める130人余りの署名を提出した。だが、署名を取り下げる議員も出ており、党則で総会開催に必要な党所属国会議員の3分の1(128人)に達しているかどうかの点検に時間がかかることなどを理由とする方針だ。

 党執行部は首相が衆院を解散する予定の21日に総会に代わり議員懇談会などを首相が出席して開くことで調整している。これにより、混乱を収拾したい考えだ。
(以下省略)
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大雪山系で24人遭難 1人死亡

2009-07-17 07:51:35 | 社会
大雪山系24人遭難、1人死亡…4人は下山(読売新聞) - goo ニュース


朝のTVニュースでは1名死亡、3名が意識不明で3名が行方不明だそうです。

18名の大きなパ-ティーと6名のパーティ少なくとも2組が遭難したようです。
なんと50歳代から70歳ま代での高齢者が多いようで特別な企画でもあったやに見受けられますがどんなもんでしょうか?

地元の方が発言してましたが「難しい山なのにハイキング気分でー」と鋭い指摘をされていました。
天候がよく参加者の体調に異常がなければ「何と言う事もなくるんるん気分で登山が済むのでしょう」
爺なんかはヒグマが怖くて只で招待してくれても行きませんがね。

しかも昨日の現地は雨風があり気温10度前後と言いますから厚手のシャツと雨具程度では耐えられなかったのでしょう。
残る方の無事下山を祈ってます。

追記:最新の報道では3人死亡、5名が心肺停止、6名が下山して残り(多分10名)と連絡が取れないそうですから大惨事になりそうです。

読売新聞:
16日午後3時55分頃、北海道・大雪山系トムラウシ山(2141メートル)で、登山中のパーティーが、山頂付近で悪天候のため身動きできなくなった。

 道警に入った連絡によると、パーティーはガイド3人を含む計18人で、山頂に残ったガイドからの連絡では、女性1人が意識不明、少なくとも5人が衰弱して動けない状態という。

 4人は自力で下山したが、17日午前1時現在、残るメンバーとは連絡が取れない状態が続いている。

 パーティーは、愛知、広島、静岡、宮城などの50~70歳代の男女。

 同日午後5時50分頃には、同山系・美瑛岳(2052メートル)で、別の6人のパーティーから救助要請があった。

 兵庫県姫路市の尾上敦子さん(64)が、低体温症と思われる症状で動けなくなり、道警の救助隊が同日夜、死亡を確認した。

 パーティーは兵庫、埼玉の女性3人とガイド3人。

 帯広測候所の観測によると、同山系周辺は当時、風速20~25メートルの強風が吹き、ふもとの気温も10度前後まで冷え込んでいた。
(引用終わり)
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