「終わって安堵」「寂しい」=海自部隊、最後の給油-相手国から「ジャパンコール」(時事通信) - goo ニュース
15日午前北澤防衛相によるインド洋での給油活動の終結命令を受け、現地に派遣されている海上自衛隊の補給艦「ましゅう」は午後パキスタンの艦船に最後の給油を行い任務を終了したそうです。
この後護衛艦「いかづち」共々3週間掛け母港に寄港するとの事。
一度の中断をはさみざっと8年間で939回の給油を行い244億円の燃料代?が掛かったそうです。
米国に対する貢献は有ったろうと思いますが国際的貢献になったのかどうか? 政権も交代した事ですからしっかり検証して欲しいと思います。
それにしても作戦行動中兵隊さんに「死傷者」がでなかった事は立派!立派!
船にはホームスピードという現象が有って母港に向かう際、スピードが上がるそうです。
2月の上旬には日本近海に戻るでしょう 母港近くなって事故など起こさないようくれぐれも注意してください。
「無事これ名馬」ですよ。無事な帰りを待ってます。
時事通信:
【補給艦「ましゅう」(アラビア海)時事】新テロ特別措置法の期限切れを迎えた15日、インド洋での各国艦艇への補給支援活動は終結。現地に派遣された海上自衛隊の部隊は最後となる939回目の給油を実施した。約8年間続いた任務の終了を受け、部隊指揮官は「締めくくりとの意識があったので安堵(あんど)している」とする一方、隊員からは「寂しい」との声が漏れた。
強い日差しが照りつけるインド洋北部のアラビア海。海自の補給艦「ましゅう」(13500トン)は同日午前(日本時間同日午後)、パキスタンの駆逐艦「バブール」と合流した。「洋上給油、給水準備」。艦内に響いた号令を受け、甲板上に整列した隊員約50人が一斉に持ち場へ散った。護衛艦「いかづち」(4550トン)が後方で警戒する中、相手はテンポの速い「君が代」を流しながら、ましゅう右舷側に接近した。
距離50メートル。並走を始めると、ましゅうからロープが射出。甲板上のタワーからワイヤが張られ、給油ポンプがヘビのように伸びて接続した。パキスタン側の事情で途中何度も給油が中断したものの、2時間余りで作業は終わった。
前方へ遠ざかるバブール艦上では「ジャパン」コールがわき上がった。ましゅう、いかづちは速度を上げ、バブールの左右を追い抜きざまに10秒間「ブーン」と汽笛を鳴らした。隊員らは手を振り別れを告げた。
指揮官の酒井良第7護衛隊司令(47)=1等海佐=は「正直ほっとしている」とし、「この活動は終わったが新たな任務があると思っている」と意欲を見せた。派遣任務は5回目となった浪江一己1等海曹(42)は「世界に貢献しているとやりがいを感じ希望して来たので、最後となると寂しい」と話した。 (引用終わり)
写真:最後の給油任務
15日午前北澤防衛相によるインド洋での給油活動の終結命令を受け、現地に派遣されている海上自衛隊の補給艦「ましゅう」は午後パキスタンの艦船に最後の給油を行い任務を終了したそうです。
この後護衛艦「いかづち」共々3週間掛け母港に寄港するとの事。
一度の中断をはさみざっと8年間で939回の給油を行い244億円の燃料代?が掛かったそうです。
米国に対する貢献は有ったろうと思いますが国際的貢献になったのかどうか? 政権も交代した事ですからしっかり検証して欲しいと思います。
それにしても作戦行動中兵隊さんに「死傷者」がでなかった事は立派!立派!
船にはホームスピードという現象が有って母港に向かう際、スピードが上がるそうです。
2月の上旬には日本近海に戻るでしょう 母港近くなって事故など起こさないようくれぐれも注意してください。
「無事これ名馬」ですよ。無事な帰りを待ってます。
時事通信:
【補給艦「ましゅう」(アラビア海)時事】新テロ特別措置法の期限切れを迎えた15日、インド洋での各国艦艇への補給支援活動は終結。現地に派遣された海上自衛隊の部隊は最後となる939回目の給油を実施した。約8年間続いた任務の終了を受け、部隊指揮官は「締めくくりとの意識があったので安堵(あんど)している」とする一方、隊員からは「寂しい」との声が漏れた。
強い日差しが照りつけるインド洋北部のアラビア海。海自の補給艦「ましゅう」(13500トン)は同日午前(日本時間同日午後)、パキスタンの駆逐艦「バブール」と合流した。「洋上給油、給水準備」。艦内に響いた号令を受け、甲板上に整列した隊員約50人が一斉に持ち場へ散った。護衛艦「いかづち」(4550トン)が後方で警戒する中、相手はテンポの速い「君が代」を流しながら、ましゅう右舷側に接近した。
距離50メートル。並走を始めると、ましゅうからロープが射出。甲板上のタワーからワイヤが張られ、給油ポンプがヘビのように伸びて接続した。パキスタン側の事情で途中何度も給油が中断したものの、2時間余りで作業は終わった。
前方へ遠ざかるバブール艦上では「ジャパン」コールがわき上がった。ましゅう、いかづちは速度を上げ、バブールの左右を追い抜きざまに10秒間「ブーン」と汽笛を鳴らした。隊員らは手を振り別れを告げた。
指揮官の酒井良第7護衛隊司令(47)=1等海佐=は「正直ほっとしている」とし、「この活動は終わったが新たな任務があると思っている」と意欲を見せた。派遣任務は5回目となった浪江一己1等海曹(42)は「世界に貢献しているとやりがいを感じ希望して来たので、最後となると寂しい」と話した。 (引用終わり)
写真:最後の給油任務