王様の耳はロバの耳

横浜在住の偏屈爺が世の出来事、時折の事件、日々の話、読書や映画等に感想をもらし心の憂さを晴らす場所です

インド洋上給油 海上自衛隊に撤収命令

2010-01-16 16:14:57 | 海外
「終わって安堵」「寂しい」=海自部隊、最後の給油-相手国から「ジャパンコール」(時事通信) - goo ニュース

15日午前北澤防衛相によるインド洋での給油活動の終結命令を受け、現地に派遣されている海上自衛隊の補給艦「ましゅう」は午後パキスタンの艦船に最後の給油を行い任務を終了したそうです。
この後護衛艦「いかづち」共々3週間掛け母港に寄港するとの事。
一度の中断をはさみざっと8年間で939回の給油を行い244億円の燃料代?が掛かったそうです。
米国に対する貢献は有ったろうと思いますが国際的貢献になったのかどうか? 政権も交代した事ですからしっかり検証して欲しいと思います。
それにしても作戦行動中兵隊さんに「死傷者」がでなかった事は立派!立派!

船にはホームスピードという現象が有って母港に向かう際、スピードが上がるそうです。
2月の上旬には日本近海に戻るでしょう 母港近くなって事故など起こさないようくれぐれも注意してください。
「無事これ名馬」ですよ。無事な帰りを待ってます。


時事通信:
【補給艦「ましゅう」(アラビア海)時事】新テロ特別措置法の期限切れを迎えた15日、インド洋での各国艦艇への補給支援活動は終結。現地に派遣された海上自衛隊の部隊は最後となる939回目の給油を実施した。約8年間続いた任務の終了を受け、部隊指揮官は「締めくくりとの意識があったので安堵(あんど)している」とする一方、隊員からは「寂しい」との声が漏れた。

 強い日差しが照りつけるインド洋北部のアラビア海。海自の補給艦「ましゅう」(13500トン)は同日午前(日本時間同日午後)、パキスタンの駆逐艦「バブール」と合流した。「洋上給油、給水準備」。艦内に響いた号令を受け、甲板上に整列した隊員約50人が一斉に持ち場へ散った。護衛艦「いかづち」(4550トン)が後方で警戒する中、相手はテンポの速い「君が代」を流しながら、ましゅう右舷側に接近した。

 距離50メートル。並走を始めると、ましゅうからロープが射出。甲板上のタワーからワイヤが張られ、給油ポンプがヘビのように伸びて接続した。パキスタン側の事情で途中何度も給油が中断したものの、2時間余りで作業は終わった。

 前方へ遠ざかるバブール艦上では「ジャパン」コールがわき上がった。ましゅう、いかづちは速度を上げ、バブールの左右を追い抜きざまに10秒間「ブーン」と汽笛を鳴らした。隊員らは手を振り別れを告げた。

 指揮官の酒井良第7護衛隊司令(47)=1等海佐=は「正直ほっとしている」とし、「この活動は終わったが新たな任務があると思っている」と意欲を見せた。派遣任務は5回目となった浪江一己1等海曹(42)は「世界に貢献しているとやりがいを感じ希望して来たので、最後となると寂しい」と話した。  (引用終わり)

写真:最後の給油任務
コメント (2)
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石川議員逮捕 小沢氏の進退焦点

2010-01-16 08:20:48 | 政治
石川議員逮捕 小沢氏の進退焦点 鳩山政権最大の危機(産経新聞) - goo ニュース

小沢幹事長の政治資金報告書に4億円の不記載に関連して13日の地検による一斉家宅捜索に続いて昨夜石川衆院議員が逮捕されたとTV「報道ステーション」で知りました。

18日からは通常国会が開催されますから議員の逮捕は難しくなるので事実上「地検による時間切れぎりぎりの判断」と解説の星さんが語っていました。
避けようも無く「政治的な問題」になってしまいました。
同時に「角栄の弟子に当る小沢氏が金と数の支配の影響を受けその後も金丸、竹下と政治家対地検との抗争に関わってきた経過からするとアルマゲドン(最終戦争)になる」と。

小沢氏は13日鳩山首相は15日朝に「国民は(衆院)選挙前に金の問題が取りざたされていても(承知で)民主党に政権を与えてくれた」と居直りに近い台詞を吐いていました。
さすがにこの発言には多くの方が「その台詞は無いだろう!」と反発していました。

浜爺も全く同じ気持ちです:
あのまま自公政権が続くより幾らかマシだろうと選んだのです。

残念ながら鳩山内閣は発足以降「金」「基地」「景気」と3Kに悩まされそのいずれも解決できていません。

小沢幹事長が最終決戦に「地検特捜部」がぶっ飛ぶような爆弾発言をするか? 「小沢氏を水に落ちた犬」と見て反小沢派が巻き返すか? 場合によっては民主党の分裂ですかね?!

革新政治は「少数精鋭が指導しそれに残りが賛同してついてゆく」のでなければ切れ味がにぶります。

今日は皮肉にも「民主党大会」とか。とても1日では小沢氏を囲む混乱は収拾できないでしょう。18日から始まる通常国会が「民主党のお家の事情」で09年度補正予算案と10年度予算案の審議が進まないなんて事のない様鳩山首相に指導力を発揮して貰いたいものです。
でもこうなると「永住外国人地方参政権付与案」上程どころでなくなり落ち着いて国民の意見を聞く場が出来るかも知れません。
あれやこれや目が離せません。


産経新聞:
民主党衆院議員の石川知裕容疑者らの逮捕で、鳩山政権は昨年9月の発足以来、最大の危機を迎えた。事態は小沢一郎幹事長の進退問題に発展しており、党内では小沢氏の辞任や逮捕の可能性が取りざたされている。これまで小沢氏を擁護してきた鳩山由紀夫首相(党代表)の責任論が問われるのも確実だ。民主党は16日の党大会を夏の参院選の総決起大会と位置づけてきたが、前夜の逮捕劇に激しく動揺している。18日召集の通常国会は冒頭から大荒れの展開となりそうだ。

                   ◇


 小沢氏が権力基盤である幹事長職を維持できるかどうか、また、鳩山首相が小沢氏を信任していくのか、政権維持のために辞任を求めるのか-が今後の政局の焦点になる。


 民主党では鳩山首相ではなく小沢氏が最高実力者とされ、「小沢支配」という言葉まであった。だが、今回の事態で小沢氏の威信失墜は必至だ。


 昨年の衆院選大勝の功労者である小沢氏は、今夏の参院選を「政治決戦」として党の単独過半数獲得を目標に、連合と連携するとともに、強い政治力で候補者調整など選挙準備を仕切ってきた。だが、今回の事態で民主党は参院選戦略の練り直しを迫られている。


 世論、野党の批判は高まっていく中、通常国会では、平成21年度第2次補正予算案、22年度予算案の審議が控えている。にもかかわらず、鳩山首相がこれまでのように「小沢幹事長」を擁護し続ければ、国会審議で立ち往生し、内閣支持率は急落する可能性が大きい。「支持率は20ポイントは落ち、参院選は惨敗する」(幹部)との危惧(きぐ)も広がっている。


 その半面、小沢氏がすんなりと辞任するとはかぎらない。小沢氏は師と仰ぐ田中角栄元首相らが東京地検特捜部に逮捕されるなど、実力政治家と検察の闘争を目の当たりにしてきた。幹事長ポストを失えば、最高実力者の立場から転落し「検察との戦い」(参院幹部)もできなくなる。


 だが、政権にとって予算案の早期成立は優先課題だ。「予算成立に障害があるなら幹事長としての責任を感じざるを得ないだろう」(生方幸夫副幹事長)と、幹事長辞任に追い込まれるとの見方や「首相は小沢さんを切ることになるかもしれない」(小沢グループ議員)との声もある。


 また、民主党幹部は15日夜、「石川(容疑者)は議員辞職するだろう。その段取りだ」と述べた。(引用終わり)
コメント (4)
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