王様の耳はロバの耳

横浜在住の偏屈爺が世の出来事、時折の事件、日々の話、読書や映画等に感想をもらし心の憂さを晴らす場所です

暴力団担当の警察OB 銃撃される!!

2012-04-20 07:31:19 | 社会
機動隊員200人が警戒=異例投入、九州4県から―北九州銃撃事件・警察当局(時事通信) - goo ニュース

昨日19日朝北九州市で元暴力団担当の警部が自宅から退職後の職場に向かう途中、バイクに乗った男に三発銃撃受けを二発が命中したそうです。不幸中の幸い重傷を負いましたが命に別状はないそうです。
ホッ!
別紙では2006年5月以降、指定暴力団道仁会と九州誠道会の抗争事件が42件も起きていて民間人にも被害が及んでいると報じてます。

このブログでも2007年7月入院中の男を暴力団員が襲って殺した事件を取り上げていました。
ところで元とは言え暴力担当の警察官が襲われたのですからそのトップである警察庁長官の片桐裕氏の県警に対する気合も想像に難くありません。
この片桐氏昨年11月に就任以降「千葉のストーカー殺人事件」「祇園大量ひき殺し事件の夜の警察幹部慰労会」そして今回の襲撃事件ですからこのままでは「警察のメンツ丸つぶれ」ですよね。

当面は警察をなめたとしか思えない犯人と仕掛け元を捕まえる事。そして警察庁長官としては国家公安委員長とタッグで暴力団対策法改正案の成立を図る事です。施行されれば暴力団追放運動にかかわる市民らへの襲撃を繰り返す恐れがある組織を「特定危険指定暴力団」とし、その組員を行政命令なしに逮捕できるようになるそうです。
法案は提出されているそうですが審議さえされていないそうです。
二閣僚が今日にも問責が可決されそうですから野田政権の心は改正法案どころではないでしょう。
一事が万時、万事は一事に現れるわけです。
北九州では市民の皆さんの不安がしばらく続きそうです。


写真:片桐警察庁長官

時事通信:
 北九州市で暴力団捜査を担当した福岡県警の元警部が銃撃され重傷を負った事件で、同県警は19日、熊本、大分、宮崎、鹿児島の各県警から機動隊員の派遣を受け、計200人規模で北九州市内の警戒に当たると発表した。暴力団など特定の治安問題に関する警察官の派遣は極めて異例。

 福岡県警は、元警部が特捜班長として指定暴力団工藤会の捜査に従事していた上、拳銃が使用されたことなどから、暴力団が関与した可能性が高いとみて捜査している。

 同県警によると、機動隊員はヘルメットや防弾チョッキを着用し、発砲事件があった北九州市小倉南区や小倉北区にある小中学校13校の通学路や暴力団事務所周辺などで警戒活動をする。25日まで実施する予定。 
(引用終わり)

コメント (1)
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