王様の耳はロバの耳

横浜在住の偏屈爺が世の出来事、時折の事件、日々の話、読書や映画等に感想をもらし心の憂さを晴らす場所です

パキスタン 北部で日本人観光客 孤立!!

2012-04-08 07:23:17 | 海外
邦人観光客、移送のめど立たず=ヘリ投入も検討―パキスタン(時事通信) - goo ニュース

ここ数日パキスタン北部のギリギットとさらに奥地のフンザ渓谷周辺で日本人旅行者77人が現地の治安悪化で孤立しているそうです。
フンザ渓谷と聞けばこの時期白い杏子の花が咲きこの世の桃源郷とかで旅心をそそりますよね。
何もない時期なら素敵な旅行になったでしょうね。

残念ながら現地ではイスラム教の宗派間紛争が激化し月初には外出禁止令がでていたそうです。
首都への空港のあるギルギットまでフンザ渓谷にいる64人は異動できず空港も民間機の運航停止だそうですから完全に動けません。
日本政府はパキスタン政府に救出を依頼したそうです。

軍は輸送機の派遣を決めたそうですが空港とフンザ間の移送を陸路でやるか空路(ヘリ)でやるか決まっていないそうです。
時間が掛かりそうですね。

今朝のNHKラジオニュースでは「大使館筋では7日に帰りの飛行機が(多分)イスラマバードを立つので7日中に解決して欲しい」と(パキスタンンに)要請しているとか。
おいおい地域紛争に巻き込まれたのだから予定通り帰れなけれ改めて帰りの便を手配すれば良いのでないだろうか??
皆さんの無事な帰国を願っています。
さて77人が帰国後「どんな言葉を口にするでしょうか?」
感謝? 非難? 騒がせた謝罪? 損害賠償? その他
とても楽しみです。
もう一度 無事の帰国を願っています。


写真:ギルギット周辺 右上がフンザ

時事通信:
【ニューデリー時事】パキスタンが実効支配するカシミール地方の景勝地フンザ渓谷などを訪れた日本人観光客計77人が治安情勢悪化で現地に足止めされている問題で、在イスラマバード日本大使館は7日、移送のめどが立っていないことを明らかにした。

 同大使館は7日中の移送を目指してパキスタン側との調整を続けたが、輸送機確保などの準備が整わず同日は断念。8日以降にずれ込む見通しとなった。日本人観光客はフンザ渓谷のカリマバードとその周辺に64人、その南方数十キロの同渓谷観光の拠点であるギルギットに13人おり、団体ツアーの高齢者が多い。

 大使館によると、7日夜の段階で、留め置かれている日本人が体調を崩したとの報告は受けていないという。

 ギルギットはイスラム教の宗派対立激化で今月初めから外出禁止令が出され、ギルギット空港での民間機の運航は停止されている。一方、日本人21人が滞在中のカリマバードのホテル関係者は「ここは観光客が自由に外出でき、危険はない」と説明している。

 大使館によれば、パキスタン軍がフンザ渓谷の日本人をギルギット空港までヘリコプターで輸送し、同地から77人全員を首都イスラマバードまで輸送する案などを検討している。 
(引用終わり)
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする