南海トラフ巨大地震 想定見直し 浜岡、予測超す津波(産経新聞) - goo ニュース
31日内閣府の南海トラフの巨大地震についての検討会が新たな想定を発表したそうです。
地震を起こす規模はマグニチュード9.1となり津浪高は高知県で最大34メートルと推定されこれまでになかった20メートル以上の地域は6都県23市町村に及ぶそうです。
今朝の「朝ズバッ!」では該当市町村の対応を報じてました。高知の黒潮町では34メートルの想定だそうでこれまでも津波対策を取ってきましたが一瞬で及ばないことになりました。
でもいつ来るかわからない津浪に堤防とか避難台のかさ上げをしていたら平素の行政サービスをする金が無くなってしまいますから頭の痛い問題です。鎌倉市も同様でしょう。
どうやってもやらなくてもその時には死ぬ人は死に生き残る人もいます。運ですよね。
問題は浜岡原発の様に東日本大震災を受けた緊急安全対策の水準15メートルを大幅に超える21メートルと予想されるそうです。
もう防御壁をかさ上げするなんて姑息な手段を講じることなく廃炉にする決断をするのが人の道です。
核物質の無害化は人類にはできないのですからこれは政府が国民に変わって「廃炉」の決断をすべきと思いますが民主党には出来そうもなく自民党もその気がなさそうです。
浜岡原発に限らず福島原発を廃炉に導く政党はどこでしょうね? 出たら応援しますよ。
話は飛んで浜爺が店番しているここ弘明寺の大岡川沿いに下の写真の様な「ステッカー」を目にする様になりました。
この辺りで海抜4メートルです。川下の蒔田公園あたりになると海抜2メートルと低くなります。
伊勢佐木町辺りはもっと低いでしょうね。
まあ何とか大震災に遭う前にお迎えを迎えたいものですが子供達の事を考えると原発はやめてもらいたいものです。
写真:つなみ想定図
産経新聞:
■最大は高知県34メートル
東海・東南海・南海地震が起きる南海トラフ(浅い海溝)の巨大地震について内閣府の検討会は31日、3地震が連動する最大級の津波と震度の新たな想定を公表した。津波を起こす地震の規模はマグニチュード(M)9・1となり津波高は高知県で最大34メートルと推定され、これまでなかった20メートル以上の地域は6都県23市町村に及ぶ。震度7の強い揺れも10県153市区町村に拡大するなど従来の想定を大幅に上回った。停止中の中部電力浜岡原発(静岡県)の津波高は想定を超える21メートルと予想され、新たな安全対策を迫られる。
津波高は静岡県から紀伊半島、四国の太平洋岸で20メートル以上となり、高知県黒潮町で最大の34・4メートルに達する。九州東部は約15メートルで、関東でも東京・新島で29・7メートル、神奈川県鎌倉市で9・2メートルと推定した。
10メートル以上の自治体は、国の中央防災会議による平成15年の想定と比べて9倍の91市区町村に増えた。
東海地震の想定震源域に位置する浜岡原発の津波高21メートルは東日本大震災後、経済産業省原子力安全・保安院が電力各社に指示した緊急安全対策の水準(15メートル)を上回る。同原発で建設中の防波壁(18メートル)も越えて敷地内に浸水する高さで、安全対策の見直しが不可欠になった。
愛媛県伊方町は太平洋側は12・6メートルだが、瀬戸内海側にある四国電力伊方原発では3メートルにとどまり、想定を下回った。
一方、震度7の地域は兵庫、香川、愛媛、宮崎の4県を新たに含む10県に増えて面積は約20倍に。静岡、愛知、三重、高知の各県で増加が目立ち、特に愛知は名古屋市が新たに含まれるなど都市部で大幅に拡大。関東は横浜市で6弱、東京都心で5強と予想した。
検討会は大震災で想定外の巨大地震と津波が起きた反省を踏まえ、同様の海溝型地震が起きる南海トラフの想定を見直してきた。トラフ付近で震源断層が大きく動き、津波が巨大化する大震災タイプの津波断層域(M9・1)を新たに導入したほか、断層面を東西方向や陸側に広げ、強い揺れを起こす強震断層域を従来のM8・7からM9・0に上方修正した。
新想定を受け中央防災会議は、6月をめどに死者数などの被害想定を新たに作成。年内にも防災対策をまとめる。被害は死者2万5千人、全壊90万棟、経済損失81兆円とした15年の想定を上回る公算が大きい。
【用語解説】南海トラフ
東海から四国、九州東部の太平洋側に延びる水深4千メートル級の浅い海溝。日本列島が乗る陸側プレート(岩板)の下にフィリピン海プレートが沈み込む場所で、マグニチュード(M)8級の東海・東南海・南海地震が100~150年間隔で発生する。1707年の宝永地震のように3つの地震が連動して巨大化するケースや、揺れは小さいが津波が大きい津波地震が起きる可能性もある。
(引用終わり)
31日内閣府の南海トラフの巨大地震についての検討会が新たな想定を発表したそうです。
地震を起こす規模はマグニチュード9.1となり津浪高は高知県で最大34メートルと推定されこれまでになかった20メートル以上の地域は6都県23市町村に及ぶそうです。
今朝の「朝ズバッ!」では該当市町村の対応を報じてました。高知の黒潮町では34メートルの想定だそうでこれまでも津波対策を取ってきましたが一瞬で及ばないことになりました。
でもいつ来るかわからない津浪に堤防とか避難台のかさ上げをしていたら平素の行政サービスをする金が無くなってしまいますから頭の痛い問題です。鎌倉市も同様でしょう。
どうやってもやらなくてもその時には死ぬ人は死に生き残る人もいます。運ですよね。
問題は浜岡原発の様に東日本大震災を受けた緊急安全対策の水準15メートルを大幅に超える21メートルと予想されるそうです。
もう防御壁をかさ上げするなんて姑息な手段を講じることなく廃炉にする決断をするのが人の道です。
核物質の無害化は人類にはできないのですからこれは政府が国民に変わって「廃炉」の決断をすべきと思いますが民主党には出来そうもなく自民党もその気がなさそうです。
浜岡原発に限らず福島原発を廃炉に導く政党はどこでしょうね? 出たら応援しますよ。
話は飛んで浜爺が店番しているここ弘明寺の大岡川沿いに下の写真の様な「ステッカー」を目にする様になりました。
この辺りで海抜4メートルです。川下の蒔田公園あたりになると海抜2メートルと低くなります。
伊勢佐木町辺りはもっと低いでしょうね。
まあ何とか大震災に遭う前にお迎えを迎えたいものですが子供達の事を考えると原発はやめてもらいたいものです。
写真:つなみ想定図
産経新聞:
■最大は高知県34メートル
東海・東南海・南海地震が起きる南海トラフ(浅い海溝)の巨大地震について内閣府の検討会は31日、3地震が連動する最大級の津波と震度の新たな想定を公表した。津波を起こす地震の規模はマグニチュード(M)9・1となり津波高は高知県で最大34メートルと推定され、これまでなかった20メートル以上の地域は6都県23市町村に及ぶ。震度7の強い揺れも10県153市区町村に拡大するなど従来の想定を大幅に上回った。停止中の中部電力浜岡原発(静岡県)の津波高は想定を超える21メートルと予想され、新たな安全対策を迫られる。
津波高は静岡県から紀伊半島、四国の太平洋岸で20メートル以上となり、高知県黒潮町で最大の34・4メートルに達する。九州東部は約15メートルで、関東でも東京・新島で29・7メートル、神奈川県鎌倉市で9・2メートルと推定した。
10メートル以上の自治体は、国の中央防災会議による平成15年の想定と比べて9倍の91市区町村に増えた。
東海地震の想定震源域に位置する浜岡原発の津波高21メートルは東日本大震災後、経済産業省原子力安全・保安院が電力各社に指示した緊急安全対策の水準(15メートル)を上回る。同原発で建設中の防波壁(18メートル)も越えて敷地内に浸水する高さで、安全対策の見直しが不可欠になった。
愛媛県伊方町は太平洋側は12・6メートルだが、瀬戸内海側にある四国電力伊方原発では3メートルにとどまり、想定を下回った。
一方、震度7の地域は兵庫、香川、愛媛、宮崎の4県を新たに含む10県に増えて面積は約20倍に。静岡、愛知、三重、高知の各県で増加が目立ち、特に愛知は名古屋市が新たに含まれるなど都市部で大幅に拡大。関東は横浜市で6弱、東京都心で5強と予想した。
検討会は大震災で想定外の巨大地震と津波が起きた反省を踏まえ、同様の海溝型地震が起きる南海トラフの想定を見直してきた。トラフ付近で震源断層が大きく動き、津波が巨大化する大震災タイプの津波断層域(M9・1)を新たに導入したほか、断層面を東西方向や陸側に広げ、強い揺れを起こす強震断層域を従来のM8・7からM9・0に上方修正した。
新想定を受け中央防災会議は、6月をめどに死者数などの被害想定を新たに作成。年内にも防災対策をまとめる。被害は死者2万5千人、全壊90万棟、経済損失81兆円とした15年の想定を上回る公算が大きい。
【用語解説】南海トラフ
東海から四国、九州東部の太平洋側に延びる水深4千メートル級の浅い海溝。日本列島が乗る陸側プレート(岩板)の下にフィリピン海プレートが沈み込む場所で、マグニチュード(M)8級の東海・東南海・南海地震が100~150年間隔で発生する。1707年の宝永地震のように3つの地震が連動して巨大化するケースや、揺れは小さいが津波が大きい津波地震が起きる可能性もある。
(引用終わり)