王様の耳はロバの耳

横浜在住の偏屈爺が世の出来事、時折の事件、日々の話、読書や映画等に感想をもらし心の憂さを晴らす場所です

日朝公式協議 北京で再開 !

2014-07-02 07:23:05 | 政治
北朝鮮、拉致調査の態勢説明=制裁解除、3日判断―政府(時事通信) - goo ニュース

昨日1日北京で日朝協議が再開されました。
日本側の首席代表(そう呼ぶかどうかは知りません)伊原アジア欧州局長は2日政府に報告してからを理由に会議の肝に言及しませんでした。
それはそうですよね。会議後上司に報告もしないで会議の内容はペラペラしゃべれませんものね。

しかし電子通信手段の発達している今日、当人が日本に帰ってきてから口頭で報告を聞いてから北朝鮮の対応を判断するなんて事は考えられません。

今朝のTVニュースに何か漏れ出るかと思いましたが特段の話題は出ませんでした。
おそらく北の「拉致問題に関する特別委員会の構成メンバー」が金正恩に直結するキーパーソンが含まれているか分析しているのでしょう。
それにしても明日3日に安倍首相が関係閣僚を集め「日本の独自制裁を解除」するかどうかを決めるそうです。
具体的な進展なしに制裁解除では「出来レース」とか「予定調和」と揶揄されても仕方ありません。
確り日朝双方の出方を見守りたいと思います。


時事通信:
【北京時事】日本と北朝鮮は1日、北京市内で外務省局長級協議を行った。北朝鮮側が、日本人拉致被害者らの包括調査に向け設置する特別委員会の構成や権限について説明。日本側は、金正恩第1書記に直結する顔触れが含まれ、実効性のある調査が見込める態勢になっているか慎重に見極める。

 協議には日本から伊原純一アジア大洋州局長ら、北朝鮮から宋日昊・日朝国交正常化交渉担当大使らが出席し、午前と午後で計4時間半行われた。

 北朝鮮側が日本独自の制裁措置の解除に向けた準備状況を尋ねたのに対し、日本側は解除する場合の内容や手続きを説明した。日本側は、北朝鮮による6月29日の弾道ミサイル発射について「日朝平壌宣言や累次の国連安保理決議に違反している」と抗議。核開発の中止も要求した。

 伊原氏は協議後、調査委の構成メンバーや責任者について疑問点をただしたと記者団に明かし「宋大使から丁寧な説明があった」と語った。ただ、具体的な内容や評価は「本国に持ち帰り、政府首脳に報告する」として詳しい言及を避けた。制裁解除など今後の対応については、弾道ミサイル発射も勘案し「政府全体で総合的な判断が行われる」との見通しを示した。

 伊原氏は協議結果を2日夜に安倍晋三首相に報告する。首相は3日に関係閣僚を集め、先の日朝合意に沿い独自制裁を部分解除するかどうか最終的に判断、自ら結論を発表する。解除する場合は、4日の閣議で正式に決める運びだ。 
(引用終わり)
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