ギリシャ総選挙 「反緊縮派政権」誕生へ、多数派確実「緊縮策は過去のものだ」(産経新聞) - goo ニュース
25日ギリシャで緊縮財政反対の急進左派が総選挙で大勝し議会のほぼ半数149議席を獲得したそうです。政権樹立の為他党との連立協議で、13議席の独立ギリシャ人党の支持を取り付け昨日26日多数派を形成したと報じられました。
2009年頃ギリシャの財政危機が伝えられ国債のデフォルトとかEUからの離脱とかが報じられ政権に交代もあり緊縮財政をはかりEUの資金融資を受けて何とかここまで来ていた様です。しかし国民の不満は緊縮財政に対する不満は燻り続けていたようです。
自殺する年生活者なんて報道も見た気がします。
もしこの政権が続くとするとEUとの仲がギクシャクする事になります。特にギリシャの財政健全を要求する西ドイツがどれほど援助するかでしょう。
日本は10年当時900兆円の国債残が今では1000兆円を越えました。
決して他人事でありません。
それにしてもギリシャ国民の精神的タフさは日本人は見習わないといけません。
しっかり推移を見守りたいと思います。
写真:2010年当時のデモ(インターネットより)
産経新聞:
【アテネ=宮下日出男】財政再建中のギリシャで25日に実施された総選挙(定数300)は、即日開票の結果、最大野党の急進左派連合が与党の新民主主義党(ND)に圧勝した。急進左派は欧州連合(EU)が金融支援の条件としてきた財政緊縮策の見直しを公約。欧州債務危機以来、ユーロ圏で初の反緊縮派政権が誕生する見通しとなった。
急進左派は第1党にボーナスで与えられる50議席を含め149議席を得たが単独過半数には届かなかった。26日、政権樹立に向けた他党との連立協議で、13議席の独立ギリシャ人党の支持を取り付け、多数派形成を確実にした。
内務省の暫定集計(開票率99・46%)によると、急進左派の得票率36・35%に対してNDは27・81%。議席配分ではNDは76議席にとどまる。このほか、極右政党の「黄金の夜明け」、親欧州派の新興中道政党「ポタミ」、共産党、NDと連立を組んでいた全ギリシャ社会主義運動(PASOK)が、それぞれ13~17議席を確保する見通しとなっている。
急進左派に協力する独立ギリシャ人党は反緊縮派の中道右派政党で、NDから分離した議員らが2012年に結成した。
債務危機の発端となったギリシャはEUなどからの支援の下、財政再建を進めてきた。経済状況に改善はみられるが、緊縮策に対する国民の不満は強く、急進左派連合の勝利につながった。チプラス党首は25日夜、「緊縮策は過去のものだ」と強調した。
急進左派はEUに対して緊縮策の見直しや債務の減免を求める方針だが、交渉の難航は必至。金融市場では交渉がもつれてギリシャへの支援が滞れば、同国が再び危機に陥りかねないと懸念している。
(引用終わり)
25日ギリシャで緊縮財政反対の急進左派が総選挙で大勝し議会のほぼ半数149議席を獲得したそうです。政権樹立の為他党との連立協議で、13議席の独立ギリシャ人党の支持を取り付け昨日26日多数派を形成したと報じられました。
2009年頃ギリシャの財政危機が伝えられ国債のデフォルトとかEUからの離脱とかが報じられ政権に交代もあり緊縮財政をはかりEUの資金融資を受けて何とかここまで来ていた様です。しかし国民の不満は緊縮財政に対する不満は燻り続けていたようです。
自殺する年生活者なんて報道も見た気がします。
もしこの政権が続くとするとEUとの仲がギクシャクする事になります。特にギリシャの財政健全を要求する西ドイツがどれほど援助するかでしょう。
日本は10年当時900兆円の国債残が今では1000兆円を越えました。
決して他人事でありません。
それにしてもギリシャ国民の精神的タフさは日本人は見習わないといけません。
しっかり推移を見守りたいと思います。
写真:2010年当時のデモ(インターネットより)
産経新聞:
【アテネ=宮下日出男】財政再建中のギリシャで25日に実施された総選挙(定数300)は、即日開票の結果、最大野党の急進左派連合が与党の新民主主義党(ND)に圧勝した。急進左派は欧州連合(EU)が金融支援の条件としてきた財政緊縮策の見直しを公約。欧州債務危機以来、ユーロ圏で初の反緊縮派政権が誕生する見通しとなった。
急進左派は第1党にボーナスで与えられる50議席を含め149議席を得たが単独過半数には届かなかった。26日、政権樹立に向けた他党との連立協議で、13議席の独立ギリシャ人党の支持を取り付け、多数派形成を確実にした。
内務省の暫定集計(開票率99・46%)によると、急進左派の得票率36・35%に対してNDは27・81%。議席配分ではNDは76議席にとどまる。このほか、極右政党の「黄金の夜明け」、親欧州派の新興中道政党「ポタミ」、共産党、NDと連立を組んでいた全ギリシャ社会主義運動(PASOK)が、それぞれ13~17議席を確保する見通しとなっている。
急進左派に協力する独立ギリシャ人党は反緊縮派の中道右派政党で、NDから分離した議員らが2012年に結成した。
債務危機の発端となったギリシャはEUなどからの支援の下、財政再建を進めてきた。経済状況に改善はみられるが、緊縮策に対する国民の不満は強く、急進左派連合の勝利につながった。チプラス党首は25日夜、「緊縮策は過去のものだ」と強調した。
急進左派はEUに対して緊縮策の見直しや債務の減免を求める方針だが、交渉の難航は必至。金融市場では交渉がもつれてギリシャへの支援が滞れば、同国が再び危機に陥りかねないと懸念している。
(引用終わり)