王様の耳はロバの耳

横浜在住の偏屈爺が世の出来事、時折の事件、日々の話、読書や映画等に感想をもらし心の憂さを晴らす場所です

仏 風刺漫画紙 特別号 !!

2015-01-15 07:53:12 | 海外
早朝からキオスクに列=特別号待ちわびたパリ市民―仏風刺紙(時事通信) - goo ニュース

パリの新聞社襲撃テロで12名の犠牲者をした事、同時にユダヤ系スーパーを襲い4名の犠牲者を出した事に抗議して11日にパリの中心部では大規模なデモ行進が行われました。
一部の新聞では200万人、他に160万人と100万人との報道もありました。
主催者側の発表と現地で確認する数の差なのでしょうね!

ヨーロッパを中心に20名ほどの各国の諸脳もデモの先頭を歩んでいました。
それだけショックが大きかったと思われます。

「言論の自由」は曲げられないとの思いなのでしょう。襲われた新聞社は14日の追悼号で又イスラム教徒を怒らせる絵をつかって風刺画を掲載しています。

先にも思いましたが何故か違和感が有るのですよね!?
勿論テロ行為で無差別に人を殺すのは良くない事です。でも(言論の)自由とはフランスでは王様の恣意的行為或いは権力の行使からの自由の意味だった筈です。
しかもその一段上層の縛りは「キリスト教国」に於いてというフランス人には当然の条項が有る筈です。
それでなければイスラム教が禁じる偶像崇拝「教主の顔」を使って風刺に使うなんて発想が起きないですよね。
「(言論の)自由」は守る!との雄叫びに「本当にそうなの?」と声は上げにくいのですが実はキリスト教対イスラム教の宗教対立をどう考えるのか? その古くて新しい対立をどうするかを考えないと問題は解決しない気がします。

静かに見守りましょう。


写真:新しい諷刺絵

時事通信:
駅前の店舗には、午前6時ごろから約100人が殺到し、販売開始を待った。店が確保した数部は瞬く間に売り切れ。店主は「午後まで待ってくれ」と対応に追われた。幸運にも入手できた学生のペリヌ・マソンさん(22)は「いつもは一日中売ってるのに、きょうは早起きして大変だった」と話す。

 隣の店舗にも数十人が集まったが、「うちには10部くらいしかない」との説明を受け、多くは立ち去った。並んでいた自営業のニコラ・マンシューさん(36)は「事件はあらゆる面で悲劇だった。それでも発行をやめない姿勢は素晴らしい」と同紙をたたえた。 
(引用終わり)
コメント
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