ロシア カスピ海からシリアのIS 空爆 ！！

ロシア「ＩＳにミサイル２６発」　カスピ海艦艇から攻撃

２－３日前からロシアがシリアの紛争にアサド政権側に立ってISに武力介入を始めた事をマスコミが報じています。

その中で空爆と言う言葉が出た時にお馬鹿な浜爺はロシアがどこの基地を借りて戦闘爆撃機を飛ばしたのだろうと思っていました。
ロシア本土からでは往復で燃料を使ってしまいますからね。長距離爆撃機を持っているのは知っていまがアサド政権対ISでは戦場が軍民入り乱れていますから「じゅうたん爆撃」でISを殲滅というわけにはいかないだろうと思っていました。

その後ニュースの聞き流しで「カスピ海」から巡航ミサイルを発射したように聞きました。

待てよ！？　カスピ海は陸封の湖でなかったか？　と思い世界地図を開いてそのあたりを眺めました。
間違いなし！　海洋とはつながっていません。
南北にざっと１０００キロ余り、南北で広い所が３００キロ以上の世界最大の湖でした。
ロシアは帝政時代から小艦艇群を持っていていまもミあサイル艇など軍機構を維持している様です。
そのミサイル艇から４隻で計２６発「艦対地」ミサイルを発射し１５００キロ飛んで目標に命中したそうですから、ミサイル技術と現地の目標に対する情報の把握力も只者ではありません。
ソ連邦時代からアサド政権を支援しロシア南部から地中海への進出を一貫して推し進めているのですね。
シリアではまだまだ難民が出そうな気がします。
目が離せません。


写真：シリアと関連地区

朝日新聞：
ロシアがシリア領内で空爆を始めて８日目となる７日、ショイグ国防相はプーチン大統領に対して、カスピ海に展開した海軍艦艇によるミサイル攻撃を同日朝から開始したことを報告した。

　ショイグ氏はロシア南部ソチでプーチン氏と面会。カスピ海の４隻の艦艇から、１５００キロ離れた過激派組織「イスラム国」（ＩＳ）の攻撃目標１１カ所に対して、２６発のミサイルを撃ち込んだと述べた。

　ショイグ氏によると、ロシア軍は３０日の空爆開始以降、ＩＳの１９の司令所、１２の弾薬庫、７１の軍用装備など、１１２の目標を攻撃したという。ＮＧＯはロシアの空爆で民間人が死亡したとしているが、ショイグ氏は民間施設に損害は出していないと強調した。
（引用終わり）