王様の耳はロバの耳

横浜在住の偏屈爺が世の出来事、時折の事件、日々の話、読書や映画等に感想をもらし心の憂さを晴らす場所です

都筑の傾斜マンション 全棟立て直し?!

2015-10-17 09:34:44 | 社会
コンクリ量も虚偽データ 横浜・マンション傾斜問題

住友不動産が販売した都筑区の豪華マンションで一棟が基礎工事の手抜きで傾いていた事が新聞に出て3日程経ちました。
15日夜には天下の住友不動産レジデンシャルの社長が「マンションの住民説明会」に出席した上、全棟のた建替えを基本的な(交渉)枠組みを提案したとか?!

昨日16日この件を老妻と話しました。
「別にシンドラー(エレベーター)社のヨーロッパ流頑張りを見習え」とは言わないがこのt天下の住友不動産の弱腰というか狼狽ぶりは何に起因してるのでしょう?
このマンションは4棟で構成されている様ですが、その一棟が(地盤の整備不良で)傾いたのならば、その棟は「立て直し」か「底上げ」による修理があるかも知れません。それでも不安のある人には金銭的補償ですかね?!

そして二人して(珍しくも)一致したのは「一棟分の杭6-7本とか言っているが4棟分全部で手抜きなのでないか?」

もはや隠すより謝ってしまえ! が三井不動産の結論の様に見えます。
少しずつ手抜きの実態が判ってきました。
一体全体この会社の建築管理体制はどうなっていたのでしょう???
耐震ゴムで不正が有って全国的な問題が起きました。
今回も2006年にさかのぼって「大型ビルの基礎工事」に手抜きがの有り無しにメスが入る事になります。
まだまだ驚くべき手抜きの数々が判ってくるでしょうね。
豪華マンションに部屋をお持ちの方は不安な日々になりそうです。
しばらく進捗を見守らないといけません。


写真:傾いた棟(毎日新聞)

神奈川新聞:
三井不動産グループが販売した横浜市都筑区のマンション傾斜問題で、新たにくいの先端を固めるコンクリート量の記録も改ざんされていたことが16日、分かった。くいを打った旭化成建材(東京都千代田区)の調査で、全4棟のうちの3棟45本分でデータの転用などが確認されたという。同グループは「安全性は確保されている」と市に説明。市は安全性の検証や原因究明などを行政指導した。
 市によると、同日午後5時すぎに事業主の三井不動産レジデンシャルや三井住友建設、旭化成建材など4社の社員が市役所を訪問。くい打ちの際に、既製コンクリートくいの先端を覆って固めるためのコンクリート量の記録が改ざんされていた、と説明した。
 改ざんされていたのは西棟4本、中央棟36本、南棟5本の計45本。他のくいを打ち込む際に流し込んだコンクリート量のデータが転用されているのを14日に旭化成建材が確認したという。
 同グループ側は今後、安全性の検証を第三者機関に依頼するほか、実際にどれだけの量のコンクリートが注入されているのかを調査するとしている。
 このマンションをめぐっては、建物を支えるくいの深さ不足や施工記録に虚偽のデータが使用されたことが判明している。
 15日夜に同マンションで開かれた住民説明会には、三井不動産レジデンシャルの藤林清隆社長らが出席。傾いている1棟だけでなく、マンションを構成する全4棟(計705戸)の建て替えを基本的枠組みとした協議を住民と進める方針を明らかにした。
 部屋の買い取りや賃貸時の損失補償、精神的負担の補償をはじめ、一時避難するためのホテル宿泊費や建て替え完了までの仮住まいの費用負担に対応する意向も示した。
(引用終わり)
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