王様の耳はロバの耳

横浜在住の偏屈爺が世の出来事、時折の事件、日々の話、読書や映画等に感想をもらし心の憂さを晴らす場所です

横浜の 橘学苑 中高一貫校で 教員大量退職 !!

2019-04-13 10:09:07 | 社会
横浜の私立校で大量退職 「非正規教員を使い捨て」
今日13日の取材との事で朝9時にはニュースになっているんですよ?
予定原稿だったのでしょうかね?

浜爺の長年暮らす横浜市で鶴見区の中高一貫校の橘学苑とはチーとも知りませんでした。
浜爺が通ってた通行一貫校が今や進学校として輝いて居る位ですから、昔は鶴見界隈の女子中高等学校で世の中の移り変わりとともに男女共学で中高一貫校とくれば4年制大学絵の進学を狙う学生や親御さんの進出するところとなったのかも知れません。

元経産連会長の土光さんが理事長とかありますが少子化で学校経営が難しい今日、ずっと昔の偉いお方の名を挙げても学校経営が適切だったかどうかとは直接関係なさそうです。

生産に波のある「自動車製造業界」の様な所で雇用の調整に「派遣切り」は当たり前、それを防ぐため有期契約が5年を超えたら「無期転換ルール」もできましたが雇用側はそれをさらに防ぐ為「非正規の雇い止め」をやる始末。
そんな影響が教育界にも出ていて講師とか臨時教授のお雇い止めもぽつぽつ報道されていました。

さて橘学苑の場合学校側の言う「6年で72人の退職」反対する学校関係者側の主張「120人に近い」が多いのか少ないのか分かりませんが中高教育の先生の退職の数としては何だか多い様な気がします。
仰げば尊しわが師の恩(と浜爺も相思っていますが)いまどきの子供たちにそんな感覚があるのかどうか分かりませんが1学年4クラスとして6年で72人も先生が居なくなれば人の絆は薄くなる授業は出る気がします。
先月末突然経営者が変わった無認可幼稚園の例もありますから学生さんも親御さんも学校側の動きをしっかり見ながら授業料を収める必要がありそうです。
学苑の経営の安定をお祈りしています。



写真:橘学苑 校舎

共同通信:
元経団連会長の故土光敏夫氏が理事長を務めた学校法人橘学苑(横浜市鶴見区)が運営する中高一貫校で、非正規雇用の教員の雇い止めが相次ぎ、大量の退職者が出ていることが13日、学校関係者への取材で分かった。学苑側は昨年度までの6年間で72人が退職したとしている。一方、複数の学校関係者は退職者は120人近いと訴えている。

 改正労働契約法には、非正規労働者の雇用安定を図るため、有期契約が5年を超えれば無期に移行できる「無期転換ルール」がある。私立校教員も対象。私立の労働問題に詳しい労働組合関係者は「非正規の使い捨てとも呼べる状況」と指摘している。
(引用終わり)
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