昨日22日 さいたまスーパーアリーナで「K-1 Word GP」が自粛の勧告をものかわ無事? 開催し終了しました。
国の要請は「大型のイベント」は自粛でしたが、現場に埼玉県知事の大野氏が視察に来るところを見ると、庁舎にいたたまれず、会場を視察位はやって見せないと、立場上まずいのでないかと? 思うほど強い要請なのでしょうね!
こちらが先でしょうが、西村経済再生相からも自粛の強い要請がなされました。
まあ、大手の主催者(プロモーター)なら、今後の事も有るので大イベントを自粛する事も可能でしょう! しかし、K-1の主催者はこのイベントを自粛との美名でキャンセルするだっけの体力は無いのだろうと思いました。
試合の最後は武尊が見事に勝ちチャンピオンベルトを手にしました。
試合後会見する武尊 (ネットより)
既に昨日からこのK-1イベント強行には賛否意見が分かれています。
浜爺が思うには、安倍政権はいまだに、ここをクリック⇒13日に成立した「改正新型インフルエンザ等対策特別措置法」を発令することなく主務官庁を通じての自粛要請を繰り返しています。 しかし、これは政府による行政指導であって法律による命令では有りません。
従って、自粛を受け入れるプロモーたーもいれば受け入れないプロモーターもいる現状が起きています。
今朝もTVのニュースショーを見ていたらこの3連休の1日大阪のアングラ?ライブで若者が狭い所に集まり、踊り歌い叫ぶシーンが流れました。
このプロモーターも開演しないと食えない様です!
今日食わないで、明日以降はたらふく食う訳に行かなくて“コロナ騒ぎは後にして金が必要”なのです!
この新型コロナウイルス感染が拡大する問題で何度も書いていますが、安倍政権は「ウイルス対策」と「国民を食わす」と2枚の大皿を同時に回して見せて名人芸です。その他に「東京五輪の延期?」なんて大皿も回さないといけなくなってきました。
目下、検査数を抑制している「新型コロナウイルス感染対策」も爆発的拡大が必ずしも防げる見通しでは有りません。 天気予報士 石原良純氏が政府のウイルス学者に「医療者向けマスク一つとってもどうなっているの? 患者向けベッド数を見える形で増やさなくて良いの?」と珍しく? 言語明瞭で内容も明快な質問をしてました。 本当にそう思います!!
浜爺は緊急事態宣言が必要だと思います!!
取り敢えずは、K-1 イベントに参加した6500人から新型コロナウイルスの感染者が出ない事を祈ります。
写真:22日正午 さいたまスーパーアリーナ 入り口
毎日新聞:
西村康稔経済再生担当相が主催者に自粛を求めるよう埼玉県に要請していた格闘技イベント「K―1 WORLD GP」(K―1実行委員会主催)が22日、さいたま市のさいたまスーパーアリーナで予定通り開催された。
会場には、試合開始前の午前11時ごろから続々と観客が来場。チケット半券に入場者の住所氏名を記入し、通常はロビーに設けられる物販ブースを屋外に設置するなどの対策がとられた。
北海道旭川市から来た建設業の男性(45)は、マスクとウエットティッシュを持参。前日にさいたまに到着後、自粛要請のニュースを知ったといい、「もう(さいたまに)来ちゃってるよ、とあぜんとした。北海道は感染拡大で大変だったので最後まで悩んだが、飛行機のチケットも買っていて間近で見たかった」と話した。自粛要請については「理解できるが、前日に言っても遅い」と指摘した。
出場選手の友人で当日券を購入した東京都の男性会社員(30)は「(自粛要請は)理解できる。主催側もできるなら中止したかったんじゃないか。延期や中止による損失に耐えられる運営資金がないんだなと思う」と推測していた。
一方、埼玉県の大野元裕知事も正午過ぎにアリーナを視察。「主催者にイベントを開催する権利はある。何度も自粛をお願いしたが受け入れられなかった」と話した。入場者の個人情報把握は「追跡調査を可能にするために県から依頼した」という。【藤田祐子】