岐阜県内での新型コロナウイルス感染が拡大している様です。
しかも二か所の合唱団と一つのスポーツジムを跨っており、これが流行りのクラスターと呼ぶものだそうです。
数日前から岐阜の可児市で合唱団で新型コロナウイルス感染が起きている報道は知っていました。
箱根の山の西の事なので細かい経過は良く分りませんが、22-23日両日に感染が確認された70代夫婦と同じ合唱団に所属しており、メンバー29人の内4人の感染が確認されたとの事。 そして今回2人が感染確認されました。これで新たに二人で計6人ですかね? そして70才夫婦は可児市のスポーツクラブにも発症前から通っており、こちらでも感染が判り(内訳は判りませんが)両方合わせ11人の感染が判明したと!!
そして新たに確認された40代の婦人はこの夫婦の娘さんだそうで、市内二つの合唱団に参加していたそうです。
そこで、合唱団の動きを追うと「2月16日に中農合唱祭(多分美濃太田)に参加しており、そこには2300人が参加していた」
との記事を読んだものですから、他人事ながらこれの濃厚接触者を追う係の人は難儀な事だろうと思っていました。
しかし追っての岐阜県の訂正で550人だったそうですが、それにしたって大変な数です。
岐阜には外国帰りの若い感染者もいたと思います。
若い頃、岐阜県の仕事場で、恵那や美濃太田そして高山あたりを車で回った記憶が有ります。
それにしても、クラスターの1番は誰で原因は何だったのでしょう?
それはとも角、これ以上広がらない事を願っていますよ!!
写真:岐阜県による発表(cyukyou TV ニュース)
岐阜新聞:
岐阜県は24日、加茂郡川辺町に住む60代の女性会社員、可児市に住む50代の自営業女性の新型コロナウイルス感染を新たに確認した、と発表した。2人とも22、23日に感染が確認された可児市の70代夫婦と同じ合唱団に所属しており、メンバー29人のうち4人の感染が確認された。県は「クラスター(集団感染)の可能性が高い」と分析。他のメンバーの検体検査を早急に行って感染状況を調査する。また岐阜市は、30代の男性の感染を新たに確認した、と発表した。県内での感染確認は計11人となった。県内での感染確認は22日からの3日間で8人に上るなど、急伸している。
県によると、川辺町の女性は3月13日に発熱し、15日に治まった。可児市の女性は18日に発熱し、23日に治まった。いずれも現在まで引き続き無症状だが、感染確認を受け入院した。
合唱団は週1回、可児市内で約2時間の練習をしていた。県は、感染が確認された4人の発症日や合唱団での接触日を分析し、「感染経路は引き続き分かっていないのが現状」とした。県は今後の感染の拡大状況を見て、厚生労働省にクラスター対策班の派遣要請も検討する。
感染拡大を受け、県は残る25人を感染リスクの高い濃厚接触者の可能性があるとした。県外在住の1人には発熱などがあり、居住する自治体の保健所が検体検査を実施している。残る24人に症状がある人はいないという。
また、70代夫婦は発症前に可児市のスポーツジムを利用していたことも分かった。夫婦と同じ時間帯に110人が利用しており、県は95人に連絡。過去に発熱していた人が1人おり、検体検査を行う。県によると、ジムは利用者に対して自主的に事実を公表し、全面的に調査に協力している。24日に保健所の立ち会いで施設内を消毒した。
県は24日夜、県庁で対策本部員会議を行った。クラスターが懸念される事態を受け、古田肇知事は「広く丁寧な検体検査を行うなど、さらなる警戒態勢を敷いてほしい」と指示した。(引用終わり)