16日の夕刻さいたま市の地裁前の路上で自転車に乗った女性が刃物を持った男に襲われ、その後死亡が確認された事件がありました。
まもなく付近にいた男を殺人容疑で現行犯逮捕と報道されました。
新型コロナウイルス感染の件で世の中落ち着かないのに、こんな事件を取り扱うなんて警察も大変だなーと思っていました。
そして翌17日夕刻TVを見ていると、被害者は現場近くのさいたま少年鑑別所の職員でまじめで明るい方だったと職場の方の話があり、一方逮捕された男は別居中の夫で埼玉文理大の准教授だったことが判りました。
現行犯逮捕された浅野容疑者(ネットより)
二人は別居しており、犯行の手口からは深い恨みが感じられるような殺意があったと警察は見ているとの事。
速攻 逮捕で何よりの事でした。
笑い事では有りませんが、この准教授の先生ですが専門は何か?というと「犯罪心理学」だそうで、少年鑑別所や刑務所での勤務経験も有るそうです!!
研究してこそ学問なので、実践してしまっては研究される対象になってしまいます。
まさにそういう事が起きてしまったのですね。
二人の間に何が有ったのでしょう?
亡くなった被害者のご冥福をお祈りいたします。 合掌
写真:現場を調べる警察官ら
朝日新聞:
さいたま市浦和区のさいたま地裁前の路上で16日夕に女性が刃物で刺されて死亡した事件で、埼玉県警は同日夜、女性の身元について、地裁の南隣にあるさいたま少年鑑別所の職員の浅野法代さん(53)と確認し、発表した。捜査関係者によると、殺人未遂容疑で現行犯逮捕された浅野正容疑者(51)は自転車に乗っていた法代さんを押し倒して馬乗りで刺していたという。心臓付近を刺されており、県警は強い殺意があったとみて殺人容疑で調べる方針。
捜査関係者によると、法代さんの親族は、法代さんと正容疑者は夫婦で別居中だったと説明しているという。正容疑者は「刺したことは間違いない」と供述しているが、詳しい動機は話していないという。
文教大学によると、正容疑者は埼玉県越谷市にキャンパスがある人間科学部臨床心理学科の准教授。ホームページによると、専門は臨床心理学と犯罪心理学で、少年鑑別所や刑務所での勤務経験があるという。
さいたま少年鑑別所によると、法代さんは統括専門官として収容者の処遇全般を担当。事件の約30分前の16日午後5時半すぎに退勤していた。法代さんは近くの官舎に住んでいた。