この2日ほど神奈川県知事の黒岩氏の顔をTVニュースショーで見ています。
信頼関係が薄れる と述べた黒岩神奈川県知事〈ネットより)
どうやら7日から2週間の延期が決まった「東京都と近郊3県の緊急事態宣言」が4知事から揃って政府に申し出でたのには小池百合子東京都知事の「言葉巧みな誘導があり、不信感を覚えた」とトーンを抑え発言されていましたが、日刊ゲンダイ風に書けば「姑息な手段に啞然」と言う事でしょう。
小池都知事は8日夕刻の記者会見でしれしれと「時間の無い中ではたたき台として”4知事連名の文章を作った”」と言い切りました。森田知事にも大野知事にも”黒岩知事の了解を得る事もなく”黒岩知事も同意していると語った事には言及は有りませんでした。まあその時点から「政府に先駆けて2週間の延期を発言したい」との政治的思惑が有った様です。
大切な事は「東京都で毎日7割減(前日比)の様な感染防止策を取る事」が焦点でその行動の実績を3県知事に伝え同意を得ることが大事だと思いましたが、菅内閣に対する政治的判断を先行させたようです。宣言解除が2週間延期で当面良かったようですが、月中に「具体的に解除の目途が立つかどうか? 辰とすれば何を根拠にするか揉めそうです」難しい事抜きに東京都と近郊3県で200人以下、全国で350人以下になれば感染抑制でしょう!
はて、どうなるでしょうか? 静かに見守りましょう!
写真:自分ファースト過ぎる(1都3県に緊急事態宣言の2週間延長が決まり会見する小池百合子都知事=8日)/(C)日刊ゲンダイ
日刊ゲンダイ(Disital)
「女帝」の姑息な手口にはア然だ。
首都圏4都県の「緊急事態宣言」2週間延長を巡っては、菅首相が知事らの要請を受ける前に“先手”を打ち、「総理の決断」というメンツを守った形だが、その裏で4都県の「ワンボイス」にきしみが生じていたことが明らかになった。東京都の小池知事が3知事を“騙し討ち”していたのだ。
7日のフジテレビ系の番組に出演した神奈川県の黒岩知事が内幕を暴露。それによると、黒岩知事は今月1日、小池知事から「延長せざるを得ない」との電話を受けたが、神奈川はステージ2に改善していたため延長には慎重で「もう少し数字を見たい」と伝えた。ところが、それにもかかわらず、翌2日に小池知事から「延長要請で西村大臣にきょう会いに行く」と言われ、「千葉県の森田知事も埼玉県の大野知事も賛成している」と迫られた。そこで黒岩知事が直接、森田知事と大野知事に確認すると、2人は「黒岩知事が賛成していると言われたので賛成した」と打ち明けたという。
つまり小池知事は、「他の知事は賛成だ」と3知事を嘘で誘導をして、話をまとめようとしていたのである。
「1月2日に4都県の知事が揃って緊急事態宣言の発令を西村大臣に要請した際、小池知事は埼玉の大野知事と打ち合わせた上で、神奈川と千葉を巻き込み、『ワンボイス』にして流れをつくった。その再現を、と思ったのでしょうが、嘘までついたのなら酷すぎる」(都政記者)
■埼玉県知事も小池都知事への不信感強める
今回は神奈川だけでなく、埼玉の知事も小池知事への不信感を強めている。
5日にTBS系の番組に出演した際、大野知事は「埼玉県は経路調査を諦めませんでした。調べているところと、調べていないところでは実際の数字(感染者数)は違う。病床率も数字のマジックなんです。首都圏のどことはいいませんが、重症者の判断基準など病床の基準を変えているところもあります」とあてこすった。
保健所の負担軽減のため東京は一時、濃厚接触者を追う「積極的疫学調査」を縮小していた。病床についても、東京は先月下旬に突然、国の基準に合わせ、重症病床使用率が大幅に下がっている。
政治ジャーナリストの角谷浩一氏が言う。
「黒岩知事の暴露の背景には、神奈川選出で近しい菅首相の存在が透けて見えます。政府と東京とのせめぎ合いなのでしょう。小池知事も『自分ファースト』が過ぎると足をすくわれるということです」
これでは宣言解除なんて、とても無理だ。
首都圏4都県の「緊急事態宣言」2週間延長を巡っては、菅首相が知事らの要請を受ける前に“先手”を打ち、「総理の決断」というメンツを守った形だが、その裏で4都県の「ワンボイス」にきしみが生じていたことが明らかになった。東京都の小池知事が3知事を“騙し討ち”していたのだ。
7日のフジテレビ系の番組に出演した神奈川県の黒岩知事が内幕を暴露。それによると、黒岩知事は今月1日、小池知事から「延長せざるを得ない」との電話を受けたが、神奈川はステージ2に改善していたため延長には慎重で「もう少し数字を見たい」と伝えた。ところが、それにもかかわらず、翌2日に小池知事から「延長要請で西村大臣にきょう会いに行く」と言われ、「千葉県の森田知事も埼玉県の大野知事も賛成している」と迫られた。そこで黒岩知事が直接、森田知事と大野知事に確認すると、2人は「黒岩知事が賛成していると言われたので賛成した」と打ち明けたという。
つまり小池知事は、「他の知事は賛成だ」と3知事を嘘で誘導をして、話をまとめようとしていたのである。
「1月2日に4都県の知事が揃って緊急事態宣言の発令を西村大臣に要請した際、小池知事は埼玉の大野知事と打ち合わせた上で、神奈川と千葉を巻き込み、『ワンボイス』にして流れをつくった。その再現を、と思ったのでしょうが、嘘までついたのなら酷すぎる」(都政記者)
■埼玉県知事も小池都知事への不信感強める
今回は神奈川だけでなく、埼玉の知事も小池知事への不信感を強めている。
5日にTBS系の番組に出演した際、大野知事は「埼玉県は経路調査を諦めませんでした。調べているところと、調べていないところでは実際の数字(感染者数)は違う。病床率も数字のマジックなんです。首都圏のどことはいいませんが、重症者の判断基準など病床の基準を変えているところもあります」とあてこすった。
保健所の負担軽減のため東京は一時、濃厚接触者を追う「積極的疫学調査」を縮小していた。病床についても、東京は先月下旬に突然、国の基準に合わせ、重症病床使用率が大幅に下がっている。
政治ジャーナリストの角谷浩一氏が言う。
「黒岩知事の暴露の背景には、神奈川選出で近しい菅首相の存在が透けて見えます。政府と東京とのせめぎ合いなのでしょう。小池知事も『自分ファースト』が過ぎると足をすくわれるということです」
これでは宣言解除なんて、とても無理だ。
(引用終わり)