12日加藤官房長官は「4月に菅首相が訪米しバイデン大統領と外国人で初の対面会談をする」事が決まったと発表しました。
この日は日米豪印の首脳によるQUAD(4か国非公式会議)をオンラインで開催し、バイデン大統領が多国間の会議に参加するのは、これが初めてだとの事です。日本は(どうやら)コロナワクチンの増産にお金を出して貢献するようです。またこれに引き続きブリンケン国務長官とオースティン国貿長官の日韓両国への訪問があり、
オースティン国防長官です。ネットより
ここ菅政権になってから急激に冷えている日韓の関係へのテコ入れとそれによる対北外交の大枠を決めたいとの思いでしょうがはて、どうなるでしょうか? 菅首相も息子の官僚接待で支持率を大いに下げ、この官房長官の発表がある日もNTTによる接待の問題で歴代の総務大臣が責められていました。またこの18日は「東京都と近郊3県に対する緊急事態の宣言の解除」に関する可否を決めなければいけませんが、強行しても、継続しても国民の反発は必至です。一方バイデン大統領も就任後初のホワイトハウスからのオンライン会見も「バイデン大統領が何かを言いかけた所で、映像が切れそのまま幕切れ」大きな声では誰も書きませんが寅さんファンは「適切な言葉が後に続かなかったのでないか?」と囃し立てています。安倍首相の官房長官として前大統領と付き合ってきた菅首相としては国策がだいぶ変わった米国との基本線を決め直すのは結構難しい事でないかと思います。特に中国による「尖閣列島に対する頻発する領海侵犯」に対する態度を日本の側に立って中国に反対する決意を表明してもらわないと(本音では)付き合い切れません。
またこれも寅さんネタですが、バイデン大統領に替えてカマラ・ハリス副大統領の大統領職代行なんて話もある様です。外務省もどの筋に信頼を置いて日本国の長期方針を立てるかで、当面の方針も変わりそうです。
それを占うには3月18日アラスカで行われる米中外交高官会議を見守るのが1番でしょう!
中国側は楊潔篪・共産党政治局員と王毅外相 の2名、米側はブリンケン国務長官とオースティン国防長官の2名になります。ウイグル自治区に対する人権侵害の問題や香港の政治制度も問題などとトランプ政権の様に「問題の中心にあるのは中国共産党が悪いせいだ!」と言い切れますかね??
それを確り見守りましょう。
写真:菅義偉首相、バイデン米大統領(ゲッティ=共同)
東京新聞:
菅義偉首相は12日、来月前半に米ワシントンを訪問し、バイデン大統領と直接会談する意向を表明した。対面で会談する最初の外国首脳として迎えられる見通し。官邸で開いた政府与党連絡会議で述べた。両首脳が会うのは初めて。堅固な日米同盟をアピールする。国会日程などを踏まえて詳細を調整する。
首相は会談のテーマとして、新型コロナや地球温暖化、中国を巡る諸課題、北朝鮮の日本人拉致問題に言及。「日米間の連携と協力を確認したい」と決意を示した。
加藤勝信官房長官は記者会見で「国際情勢が刻々と変化する中、日米首脳が対面で意見交換することは極めて意義がある」と強調した。
首相は会談のテーマとして、新型コロナや地球温暖化、中国を巡る諸課題、北朝鮮の日本人拉致問題に言及。「日米間の連携と協力を確認したい」と決意を示した。
加藤勝信官房長官は記者会見で「国際情勢が刻々と変化する中、日米首脳が対面で意見交換することは極めて意義がある」と強調した。
(引用終わり)