王様の耳はロバの耳

横浜在住の偏屈爺が世の出来事、時折の事件、日々の話、読書や映画等に感想をもらし心の憂さを晴らす場所です

円借款でマニラに地下鉄 !!

2017-04-22 07:51:30 | 外交
フィリピン初の地下鉄網、日本の支援で建設へ

近頃北朝鮮と米国の対立で東アジア情勢は連日TVニュースショーではきな臭い話ばかりです。
さてフィリピンのデドゥテルテ大統領の外交手腕は親中嫌米政策が本当かどうか素人には良くわかりません。それでも安倍首相は「巡視艇や航空機などを供与」しせっせと応援しています。
そんなきな臭い話とは一歩おいて昨日付けの引用報道では:
マニラ首都圏を走る地下鉄網の構築に日本が円借款(5500億円位)を行いドゥテルテ政権が交通渋滞を図るとの事です。
1月に同国を訪問した安倍首相のODAと民間投資を合わせて1兆円規模の支援をすると約束した一貫の様です。
2019年に着工の見通しだそうで某国の妨害などなく計画が進むと地域の社会安定と活性化に寄与しそうです。
うまくゆくことを願っています。


写真:駅舎の完成予想図

朝日新聞:
 フィリピンのツガデ運輸通信相は、マニラ首都圏を走る同国初の地下鉄網「メガマニラサブウェー」計画について、安倍晋三首相が11月に同国を訪問し、ドゥテルテ大統領と覚書を締結すると明らかにした。日本の円借款で、市民を悩ませてきた交通渋滞の解決を目指す。

 地下鉄事業の事前調査をしてきた国際協力機構(JICA)フィリピン事務所によると、マニラ首都圏中心部を走る地下鉄路線の第一段階としてまず、人口が多いケソン市からタギッグ市間の約25キロに13〜15駅をつくることを想定している。運行開始は2025年となる見通し。大まかな事業費は約50億ドル(約5436億円)としている。

 現地報道によると、18日にあった「ドゥテルテノミクス」と題したフォーラムで、ツガデ氏は地下鉄計画について、「ドゥテルテ政権の最も意欲的なプロジェクトの一つだ」と言及。着工は2019年との見通しを示し、完成すれば1日に35万人を運ぶことができると説明した。

 1月にフィリピンを訪問した安倍首相はドゥテルテ大統領と会談し、今後5年間で政府の途上国援助(ODA)と民間投資をあわせ、1兆円規模の官民支援をすると表明していた。(ハノイ=鈴木暁子)
(引用終わり)

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