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横浜在住の偏屈爺が世の出来事、時折の事件、日々の話、読書や映画等に感想をもらし心の憂さを晴らす場所です

救急隊員に「まだ中に人が」…新宿の地下駐車場でガス噴出、4人死亡・1人重体

2021-04-16 09:29:00 | 社会
昨日夕刻6時過ぎTVを見ていたら、速報で地下駐車場の事故で1名が逃げ出したとの速報が有りました。その後の報道で駐車場の中にまだ4-5人が残っている様な話でした。今この記事で確認すると悲惨ですね。4人が死亡で1人は意識不明の重体だそうです。事故が起きた場所は新宿区の下落合のマンションの地下駐車場で、作業員6名が同所の天井のボードを張り替える作業を朝から行っていて、午後5時頃このうちの一人が「誤って消火設備を作動させた可能性がある」のだそうです。老妻曰く「何で逃げられなかったのかしら?」と言いましたから浜爺は「作業中で足場も有れば,直ぐには逃げられないだろう」と答えましたが、おっとっと「駐車場のシャッターが自動的にしまった」とありますから、これでは逃げようが有りません。さて 二酸化炭素ガスを放出する消火設備だそうで、このガスは目に見えないのですかね? お笑いの芸で失敗すると”真っ白なガスを浴びさせる罰ゲーム”の影響で、地下駐車場は真っ白になったと誤解してました。
4人の方の下冥福をお祈りします。   合掌
意識不明は酸欠でしょうから脳へのダメージが気になります。回復をお祈りします。

写真:作業員が運び出されたマンション地下駐車場の入り口付近(15日午後7時53分、東京都新宿区で)=関口寛人撮影 【読売新聞社】 

読売新聞オンライン:
15日午後5時頃、東京都新宿区下落合のマンション地下1階駐車場で、消火設備から消火用の二酸化炭素ガスが噴出した。駐車場内にいた男性作業員6人がガスを吸い込み、このうち30〜50歳代くらいの4人が搬送先の病院で死亡。1人が意識不明の重体となった。残る1人は自力で避難し、命に別条はないという。警視庁戸塚署は16日に現場検証を行い、事故の詳しい状況を調べる。
 発表によると、駐車場は機械で動く立体式で、6人は15日朝から、地下1階の天井の石こうボードを張り替える修繕工事を行っていた。このうち1人が作業中に誤って消火設備を作動させた可能性がある。駐車場のシャッターが自動で閉まったため、閉じ込められたという。
 二酸化炭素ガスを放出する消火設備は、空気中の酸素濃度を下げて火を消す仕組み。通常は煙を感知したり、起動ボタンを押したりすると作動し、約20秒後にガスが放出される。
 自力避難した1人が助けを求め、近くにいた現場責任者の男性が119番した。
 現場は、西武新宿線下落合駅から北東約400メートルの住宅街。マンションの住民男性(53)によると、ここ数年の大雨などで駐車場内に雨漏りが発生し、剥がれた塗料が車に付着するなどしたことから、住民が修繕を要望していたという。
 近所の主婦(45)は「火事です。避難してください」という警報音を聞いて外に出たところ、まもなく男性がストレッチャーに乗せられて運び出されてきた。苦しそうな様子で駐車場の方を指さし、酸素マスクの下から「まだ中に人がいる」と救急隊員に必死に訴えていたという。
 マンションの4階に住む主婦(58)は「買い物から帰ってきたら、救急車が集まっていて驚いた。人が亡くなったと聞いてショックです」と語った。
(引用終わり)

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