28日「SMILE―UP.」(旧ジャニーズ事務所)は公式HPで「115人」と補償金の支払いが完了したと報告した事がマスコミ各紙で報じられています。
これによると補償受付窓口への申告者数は「907人」で、そのうち補償内容の通知者数が「163人」。また、補償内容に合意したのは「126人」で、補償金の支払いが完了したのは「115人」だと報告されました。
間違いなく補償問題は解決の方向に向かっていると思えます。
同時に「今月に同社と面談をした元ジュニアの被害男性が面談内容と苦しい胸の内を明かした」事も経過報告されたと有りました。面談の申し込みに適切な対応がなされなかったため、ここをクリック⇒自殺をした方もいた悲劇の後ですから、それなりに
「SMILE―UP.」の体制も整ってきたのでしょうかね。それは良しとしても「被害者が過ぎた事とは言え、その事を詳細に思い出さざるを得ない」事はフラッシュバックを起こして大変なようです。心のケアには「専門家を含めた長期の対応」が必要なようです。
引き続き補償の問題と心のケアの両面が解決されてゆくことを願っておきます。
写真:記者会見で発表された SMILE-UP. のロゴ
東スポ:
「SMILE―UP.」(旧ジャニーズ事務所)の性被害者への補償は着実に進んでいるようだ。28日、公式ホームページで「115人」と補償金の支払いが完了したと報告。一方で、今月に同社と面談をした元ジュニアの被害男性が面談内容と苦しい胸の内を明かした。
創業者である故ジャニー喜多川氏の性加害問題を受け、被害者補償に取り組んでいる旧ジャニーズ事務所(SMILE―UP.)が28日、公式サイトを更新し、補償の進行状況について説明した。
同事務所は9月に故ジャニー喜多川氏による性加害を認め謝罪し、救済委員会を設置。11月20日時点で834人の性被害を受けたとする申告者がおり、12月1日には過去在籍が確認できた23人に支払いしたことを報告した。
この日は改めて、被害者救済委員会から事実確認等が終了した方々へ個別に補償内容の連絡が行われていることを報告。「補償内容にご同意いただけた方との間で、順次補償金のお支払いに向けた手続きを進めておりますが、下記の通り現時点での補償状況をお知らせいたします」として具体的な人数を公表した。
これによると補償受付窓口への申告者数は「907人」で、そのうち補償内容の通知者数が「163人」。また、補償内容に合意したのは「126人」で、補償金の支払いが完了したのは「115人」だという。
その上で「弊社は、引き続き誠心誠意、被害補償に取り組んでまいります」と結んだ。
その上で「弊社は、引き続き誠心誠意、被害補償に取り組んでまいります」と結んだ。
そんななか、今月に入り、面談を行った元ジュニアの50代男性が面談内容の詳細について明かした。男性は面談の申し込みをし「折り返し連絡します」との返信をもらったが、2週間音沙汰がなかったという。ようやく今月、面談の席に着くことになった。
面談はSMILE―UP.側の弁護士2人と45分間行われた。「どこでスカウトされ、その後の活動。そして被害について聞かれました。高圧的な感じはなく、和やかな雰囲気。被害内容についても『辛かったですね』と寄り添ってくれる感じでした。面談自体は概ね満足しています」と話した。
面談の中で特に詳しく聞かれたのが被害状況と後遺症。被害に遭った時の年齢、回数、期間。さらには被害に遭う前の女性との経験の有無まで。男性恐怖症なったかなどトラウマについても聞かれたという。
男性が被害に遭ったのは中学生の時で「40年近く前のことですし。人間って辛いことがあると記憶にフタをしてしまうんです。思い出すことでフラッシュバックする。その作業が辛かった」と振り返った。今回の面談は聞き取りが中心で、男性は旧ジャニーズの在籍確認ができていることもあり後日、補償額が提示される。
面談を終えた男性は「金目当てと思われるんじゃないかと思って、お金のことは言い辛かった。私は仕事もしているし、日常生活に支障をきたしていません。だからといって心の傷が小さかったわけではありません」と訴える。また「妻に面談の2か月前に初めて自分が性被害を受けたことを話した」と吐露した。
被害者のケアはその場限りではなく、永続的に行う必要がありそうだ。
(引用終わり)
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