[東京 16日 ロイター] - 東京株式市場で日経平均は、前営業日比472円07銭安の3万1766円82銭と、反落して取引を終えた。中国景気への懸念や、米金融機関を巡る先行き不透明感から前日の米国市場で主要株価指数が下落したことで投資家心理が悪化し、この日の安値で引けた。
今日の日経平均は472円安と安値引けで取引を終えました。
既に前引けでコメントされた通り「前日のNY株安、中国の景気に対する不安」で投資家心理が悪化しての安値引けとあります。
ロイター:
[東京 16日 ロイター] - 東京株式市場で日経平均は、前営業日比472円07銭安の3万1766円82銭と、反落して取引を終えた。中国景気への懸念や、米金融機関を巡る先行き不透明感から前日の米国市場で主要株価指数が下落したことで投資家心理が悪化し、この日の安値で引けた。
日経平均は273円安でスタートし、寄り付きから心理的節目の3万2000円を下回った。その後も下げ幅を拡大したが、前引けにかけてはやや下げ渋った。大引けにかけては再び下げ幅を拡大し、安値引けとなった。
前日の米国市場では、格付け会社フィッチ・レーティングスのアナリストが一部の金融機関を格下げする可能性があると発言したことを受け、大手銀行株が値下がりしており、東京市場でも銀行株が軟調に推移した。加えて、前日に発表された中国の経済指標を受け、同国景気への警戒感が強まったことで「リスクオフムードとなった」(国内証券の投資情報部部長)との声が聞かれた。
みずほ証券の倉持靖彦マーケットストラテジストは「決算シーズンが終わったことや、中国景気に対する不安が残る中で、きょうのところはバリュー(割安)株を中心に利益確定売りに押された」と指摘する。
目先の日経平均の水準としては、向こう1カ月で3万1000円程度まで下落する可能性もあるのではないか、との見方を示した。
TOPIXは1.29%安の2260.84ポイントで取引を終えた。東証プライム市場指数は前営業日比1.29%安の1163.41ポイント。プライム市場の売買代金は3兆1410億9600万円だった。東証33業種では、値下がりは石油・石炭製品や卸売、鉄鋼など30業種で、建設や電気・ガス、水産・農林の3業種は値上がりした。
個別では、三菱UFJフィナンシャル・グループが2.9%安となるなど、銀行株が軒並み売られた。指数寄与度の大きい銘柄も軟調で、ファーストリテイリングは1.8%安、ソフトバンクグループが3.1%安だった。
(引用終わり)
ここからは前引け
16日午前の東京株式市場で日経平均株価は反落し、午前の終値は前日比332円64銭(1.03%)安の3万1906円25銭だった。
午前の日経平均は332円安で引けました。前日のNY市場の下落を受け、東京市場でも「運用リスクを避ける動きが優勢で、幅広い銘柄に売りが出た」とコメントされています。引き続き後場を追って見ます。
日経新聞:
16日午前の東京株式市場で日経平均株価は反落し、午前の終値は前日比332円64銭(1.03%)安の3万1906円25銭だった。 中国景気の減速懸念や米金融セクターを取り巻く不透明感から前日の米株式市場で主要株価指数がそろって下落した。東京市場でも運用リスクを避ける動きが優勢で、幅広い銘柄に売りが出た。下げ幅は一時450円を超えた。
(以下省略)
ここからは寄り付き
[東京 16日 ロイター] - 寄り付きの東京株式市場で、日経平均はここをクリック⇒前営業日比273円31銭安の3万1965円58銭と、反落してスタートした。
今朝の日経平均は273円安で寄り付きました。寄り付き一巡後は300円安を超え揉み合っています。今朝早朝閉まった「NY株安が嫌気された」とコメントされています。引き続き前場を追って見ます。
ロイター:
[東京 16日 ロイター] - 寄り付きの東京株式市場で、日経平均は前営業日比273円31銭安の3万1965円58銭と、反落してスタートした。寄り付き
で心理的節目の3万2000円を下回り、足元は300円超安の3万1900円付近で推移している。15日の米国株式市場で主要3指数が下落したことなどが嫌気された。
主力株では、ファーストリテイリング、ソフトバンクグループ、東京エレクトロン、リクルートホールディングスなどの指数寄与度の高い銘柄が軒並み下落し、日経平均を約105円押し下げている。
東証33業種では、海運を除く32業種が値下がり。鉱業、石油・石炭製品、銀行、卸売、鉄鋼などが値下がり率上位となっている。
(引用終わり)
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