王様の耳はロバの耳

横浜在住の偏屈爺が世の出来事、時折の事件、日々の話、読書や映画等に感想をもらし心の憂さを晴らす場所です

横浜でもユッケで食中毒

2011-05-04 07:52:35 | 社会
横浜市でもユッケ食べた女性が食中毒 3県で患者57人(朝日新聞) - goo ニュース

先月末「焼肉酒家えびす」の富山と福井の店で食中毒が発生し子どもさんが2名死亡したと報じられました。どうやら生肉の「ユッケ」を食べてO-111とかにやられたらしい。
亡くなった子どもさんには気の毒ですが老妻と「子どもに生肉をたべさせるかねー?」との点で珍しく意見の一致を見ました。

一般の家庭で牛肉をふんだんに食べられる様になったのはここ20年くらいの事ですかね。子ども達が20前後の時焼肉屋で「生レバー」を食べるのが流行りましたが「絶対い駄目!」と強く禁止したものです。
浜爺が小学校の頃は「回虫駆除」が学校の重点養育?の一つで「手を良く洗う」「食べるものも水洗いする」等徹底されたものです。クラスの授業で「便を顕微鏡で覗くと半分ほどの生徒に回虫卵が見つかった」ものです。
その他真田虫の恐ろしさとか頭の隅に残っています。

今でも野菜のバイヤーが「畑の野菜を洗わずに食べる場面を見ると勇気があると見るか随分大胆だなー」との思いがありますよ。
まして牛肉の生食なんてとても受け入れられません。

そんな思いでいたら昨日3日このチェーン店の横浜の2店でも食中毒が出て6名が下痢等の症状が出てその内若い女性が一時重体だったとか。3県で66名の患者を出す騒ぎに成りました。

昨日3日午後TVのニュースにこのチェーン店を経営する「フーズ・フォーラス」の勘坂康弘社長が記者会見する場面を見ました。
まだ若い人の様に見えました。偉いハイテンションで謝罪していましたが、その前後に「熱用肉をユッケとして提供していたことを“業界の慣習”」と聞こえる反論というか抗弁とも聞こえるセリフを吐いていました。
その後この店のメニューが写りましたが「ユッケ」の価格は280円の様です。牛肉が並みで100グラム500円程度だとしても「ユッケ」は安すぎですよね??

蓮舫大臣の注意でも「生食用の肉は業者の判断」見たいな事でした。
「安全な原発」が形容矛盾だと判ってきましたが「安全な生肉」も似たような状態の様です。

法律論争はさて置いて「老人子どもに生肉なんか食べさせない」程度の用心は必要だと思います。
亡くなった子どもさんの冥福をお祈りします。   合掌


写真:フーズ・フォーラスの勘坂社長(共同通信)

朝日新聞:
富山、福井両県の焼き肉チェーン店で生肉のユッケなどを食べた男児2人が死亡した食中毒で、横浜市内の同じチェーン店でユッケを食べた20代女性が、重症の食中毒症状を起こし、入院していることが2日、厚生労働省などへの取材で分かった。患者は3県で57人に達し、うち腸管出血性大腸菌のO(オー)111などが引き起こす溶血性尿毒素症症候群(HUS)やその疑いがある重症者も23人に上る。

 厚労省などの説明では、女性はHUSが疑われ、意識がはっきりしないという。横浜市が原因の特定を急いでいる。

 チェーン店は「焼肉酒家えびす」。経営する「フーズ・フォーラス」(本社・金沢市)の石野浩平・対策本部長や同省によると、この女性が食事をしていた横浜上白根店に2日、横浜市の立ち入り調査が入ったという。このほか、同市の横浜若草台店でも食中毒の疑いが2件あるとして立ち入り調査があったという。

 一方、福井県によると、男児が感染したO111の遺伝子が、富山県内の同じチェーン店で食事をし、食中毒と診断された患者4人から検出された菌の遺伝子と型が一致した。

 同社は北陸3県と神奈川県に20店舗を展開。2日までに、うち5店の客が食中毒で死亡したり、症状を訴えたりしている。富山県警は同日、砺波署に捜査本部を設置。今後、業務上過失致死傷の疑いでチェーン関係者らから任意で事情聴取を進める方針。
(引用終り)

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