今朝宅配の朝日新聞は1面~2,3面と広く「自民党阿部派のパーティー券売り上げのキックバック」に付いて紙面を割いていました。
それを読む間もなく土曜朝なのでTVで「ウエークアップ」を見るとこの問題を取り上げていました。
多くの自民党議員が「松野官房長官の更迭」は避けられないのでないかとのコメント出した。その話題に続き田中真紀子元外相が8日、国会内で記者会見し、自らの政治資金問題の説明を避ける松野博一官房長官を批判した。
久しぶりに拝見しましたが、明快な語り口で「答弁を差し控えるのはやましいからだ。それなら国会議員になるのを差し控えた方がいい」と言い切っていました。
9時まで「ウエークアップ」を見てましたが、大谷祥平選手がトロントに到着とのニュースが無かったので、部屋に戻りネットサーフィンすると、この「幹部朝刊更迭」の記事に当たりました。複数のメディアが報じてますから間違いない様です。昨日も話題にしましたが、ここをクリック⇒他にも安倍派で閣内の大臣が居ますので、その余波はまだまだ続きそうです。
岸田政権は週明けどう対応するでしょうかね?
写真:記者会見を行う松野博一官房長官=8日午後、首相官邸(春名中撮影)© 産経新聞
産経新聞:
自民党安倍派(清和政策研究会)が政治資金パーティー券のノルマを超えた販売利益を議員側にキックバック(還流)した裏金疑惑で、岸田文雄首相は還流を受けていた疑いが浮上した松野博一官房長官を交代させる検討に入った。事実上の更迭。複数の政府関係者が9日、明らかにした。官房長官は内閣の要だけに、首相の政権運営にとって大きな打撃となる。
裏金疑惑をめぐっては、松野氏自身にノルマ超過分に応じて5年間で1千万円超の現金のキックバックを受け、関連団体の政治資金収支報告書に記載していなかった疑いが浮上した。
松野氏は安倍派に所属し、西村康稔経済産業相や自民の萩生田光一政調会長らとともに、安倍派の「5人衆」と呼ばれる有力者の一人。令和元年9月から約2年間、派閥事務総長を務めていた。3年10月の岸田政権発足とともに内閣の要である官房長官に起用された。
疑惑の発覚後は「政府の立場として個々の政治団体、個人の政治活動に関する事柄でのコメントは差し控えたい」「派閥の対応に関しては今の私の立場から申し上げることは控える」など、事実上の回答拒否を繰り返し、与野党から説明責任を果たしていないとの批判が上がっていた。
首相は今月8日の衆院予算委員会では「政府のスポークスマンとして役割を果たしてもらいたい」と述べ、更迭を否定していたが、与党内からは辞任不可避との見方が広がり、首相も更迭させる判断に傾いた。
自民党の高木毅国対委員長ら、同様の還流疑惑が浮上した議員もいるだけに、首相は党役員も含めた大規模な入れ替えを迫られる可能性がある。
岸田政権では9月の内閣改造後、女性問題が報じられた山田太郎元文部科学政務官、公職選挙法違反事件に関与したとされる柿沢未途元法務副大臣、度重なる税金滞納などが発覚した神田憲次元財務副大臣が次々と職を辞す「辞任ドミノ」が続いていた。加えて松野氏が派閥の裏金疑惑で辞任すれば政権の求心力が一層低下するのは確実だ。
(引用終わり)
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