10日朝の記事ですが主題は前日9日夜、自民の麻生副総裁と首相公邸で会談した。松野氏の後任人事を含めた今後の対応を協議したとみられる。と報じています。
岸田首相(自民党総裁)は自民最大派閥の安倍派が政治資金パーティー収入を還流させて裏金化していた疑惑を巡り、還流を受けた疑いのある同派の高木毅国会対策委員長(67)を交代させる方向で検討に入った。
同様の疑いが浮上した松野博一官房長官(61)と同じく、事実上の更迭となる。複数の政府・与党関係者が明らかにした。
今朝宅配の朝日新聞には「松野・西村・高木氏 更迭へ」の横書き大見出しに加え縦見出しに「萩生田氏の交代も検討」と有ります!!
事実上の内閣改造へ とも。
通常国会が今月13日閉会の予定。来年1月の通常国会までに体制を整えたいとの岸田首相や麻生副総理の思惑の様ですが、事態は急速に悪くなり、一方検察特捜部は「休会中の議員取り去らべに全力」を挙げるでしょうから、ますます厳しい状態が予想されませす。今朝のTVサンモニで毎日新聞論説委員 佐藤千矢子氏は「LGBT法の成立で右の岩盤層の支持を失い、旧統一教会の財産保全成立では、党内左派の支持を失い 党が分裂の危機さえある」と指摘していました。救いは野党にしっかりしたところが無いのが救いかも知れません。
票になるなら「何んでもやる」手は、早急に改めなければいけなさそうです。
写真:自民党の高木国対委員長© 読売新聞
読売新聞オンライン:
岸田首相(自民党総裁)は自民最大派閥の安倍派が政治資金パーティー収入を還流させて裏金化していた疑惑を巡り、還流を受けた疑いのある同派の高木毅国会対策委員長(67)を交代させる方向で検討に入った。
同様の疑いが浮上した松野博一官房長官(61)と同じく、事実上の更迭となる。複数の政府・与党関係者が明らかにした。
安倍派の疑惑は、高木、松野両氏に加え、西村康稔経済産業相(61)、自民の萩生田光一政調会長(60)、世耕弘成参院幹事長(61)を含む派閥中枢の「5人衆」全員に拡大しており、首相は閣僚・自民幹部らの大幅な交代を迫られるとの見方が強まっている。
首相は9日夜、自民の麻生副総裁と首相公邸で会談した。松野氏の後任人事を含めた今後の対応を協議したとみられる。首相周辺では、人事は補充にとどめ、全閣僚の辞表を取りまとめる内閣改造は見送るべきだとの意見が出ている。
高木氏は安倍派の実務を取り仕切る現職の事務総長を務めており、所属議員への資金還流について報告を受けていたとの指摘がある。高木氏自身にも多額の還流が取りざたされていることから、自民党内では「国会運営の司令塔として、野党側と折衝にあたる国対委員長を続けるのは無理だ」(幹部)との見方が広がっている。
首相も高木氏の辞任はやむを得ないとの判断に傾いた。松野氏や高木氏の交代時期は、13日が会期末となる国会日程や2024年度予算案の編成状況などを考慮して決め、来年1月の通常国会召集までに新体制を整えたい考えとみられる。
高木氏は、衆院福井2区選出で当選8回。復興相などを歴任し、21年10月に国対委員長に就いた。9日には、地元・福井県で国政報告会に出席後、疑惑に関し、「慎重に事実関係を確認して適切に対応していく」と記者団に語り、具体的な説明は避けた。
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