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横浜在住の偏屈爺が世の出来事、時折の事件、日々の話、読書や映画等に感想をもらし心の憂さを晴らす場所です

東電OL殺害事件 受刑者とDNA一致せず

2011-07-22 07:02:20 | 社会
東電OL事件、受刑者に有利か…DNA一致なし(読売新聞) - goo ニュース

事件が起きた当時「昼は一流(企業のOL 夜は売春婦」なんてタイトルで週刊誌が出ていましたよ!
この一流企業は何と東電の事でそこの総合職でした!
その後容疑者ネパール人ゴビンダ・マイナリ氏が逮捕された時点でも別に犯人がいるのでないか?と言われていました。
その後無期懲役が確定して収監中でしたよね。

この事件で再審請求で「被害者の体内から精液のDNAはマイナリ受刑者以外のもの」と鑑定されたそうです。
さらにこのDNAは現場に残された体毛の1本と一致したとの事。
浜爺はなんで検察側が「再審開始」を明言しないのか記事を追っていたのですが、マイナリ受刑者の精液はなんと現場のトイレで採取したものと部屋の体毛の一本が合致した事で
(それだけではないと思いますが)有罪となっているのですよね。
検察側は当然被害者の体内の精液もマイナリ受刑者のものと思っていたのでしょうか?

素人にもマイナリ容疑者以外の人物が関係しているように見えてきます。
日本とアメリカは司法制度が違う事は承知していますが、アメリカの判事なら「受刑者推定無罪」になるケースでしょうね。
日本の検察側は再審請求にどう対処するでしょう?
しばらく目が離せませんね。


読売新聞:
東京都渋谷区で1997年に起きた東京電力女性社員殺害事件の再審請求審で、無期懲役が確定したネパール国籍のゴビンダ・プラサド・マイナリ受刑者(44)以外の第三者が殺害現場にいた可能性を示すDNA鑑定結果が出た問題で、東京高検が警察庁のDNAデータベースに照会した結果、この第三者のDNA型と一致する人物はいなかったことが分かった。

 事件当日に被害者の女性とホテルで会ったとされる知人男性らとも一致しなかった。第三者が特定されなければ、第三者が犯行と無関係であることを証明するのは困難となり、マイナリ受刑者に有利に働くとみられる。

 今回の鑑定では、被害者の女性の体から検出された精液がマイナリ受刑者以外の男性のもので、そのDNA型が現場に残された体毛のうちの1本と一致したことが判明。これを受け、東京高検が警察庁にDNA型の照会を依頼していた。

 データベースは警察庁が2004年12月に運用を開始した。警察庁によると6月末現在、過去の事件の容疑者約15万人分と、現場に残された血液や毛髪などの遺留品約3万件のDNA情報が登録されている。新たな鑑定結果は、第三者が被害者と現場に入った可能性を示すもので、「第三者が被害者と現場にいたとは考えがたい」とした2審・東京高裁の確定判決の認定に疑問が生じることになる。
(引用終わり)


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