王様の耳はロバの耳

横浜在住の偏屈爺が世の出来事、時折の事件、日々の話、読書や映画等に感想をもらし心の憂さを晴らす場所です

31日 工業団地進出の企業、破産開始 巨額詐欺絡み 雲仙市が買い戻し検討

2023-04-01 09:28:49 | ビジネス
雲仙市と聞いて横浜人の浜爺は「雲仙岳」の名前とあっちの方だなほどの認識しかありません。そこでググってみました。
雲仙市所在地(ネットより)

判りました。島原半島のざっと西半分なのですね。
さて、本題です。この記事によれば、ここをクリック⇒楽天モバイル(東京)の携帯電話基地局整備を巡る巨額詐欺事件が起きましたが、その架空請求の受け皿に使われて社長が逮捕された運送会社「TRAIL(トレイル)」(東京)ですがその社長が雲仙市小浜町出身だった関係もあり、「同社は昨年4月、市が整備した吾妻町の吾妻町下(まちした)工業団地の土地全区画(約2万5千平方メートル)を購入し、約100人の雇用を想定した拠点開設を計画していた」と有ります。
しかし、事件発覚後、資金繰りが悪化したため、3月下旬、破産手続きに入った。「市は同団地の土地買い戻しを視野に入れた対応を検討している」という事がこの報道の骨子です。面白い事に関係者で100億円ほどの詐欺を行っているのに、社長の名前さえ引用されていません。
総額100億円も抜かれたらどこかで収支が合わない所が出ますよね!
雲仙市の令和五年の特別会計で「企業誘致用地整備事業特別会計」の項目に5億9千万円計女されていますから1億5千万円の場合客費用を(買戻しで)ねん出するのは大変だろうと推察します。 
雲仙市の関係者はお気の毒な事でした。

写真:トレイルが購入した吾妻町下工業団地の土地。荷さばき施設整備は手付かず状態=雲仙市吾妻町© 長崎新聞社 

長崎新聞社:
楽天モバイル(東京)の携帯電話基地局整備を巡る巨額詐欺事件で社長が逮捕された運送会社「TRAIL(トレイル)」(東京)。社長の男性容疑者が長崎県雲仙市小浜町出身だった関係もあり、同社は昨年4月、市が整備した吾妻町の吾妻町下(まちした)工業団地の土地全区画(約2万5千平方メートル)を購入し、約100人の雇用を想定した拠点開設を計画していた。しかし、事件発覚後、資金繰りが悪化したため、3月下旬、破産手続きに入った。市は同団地の土地買い戻しを視野に入れた対応を検討している。
警視庁は同3日、基地局整備の業務委託費を水増しし、楽天モバイルから約25億円をだまし取ったとして、同社元部長や男性容疑者ら3人を詐欺容疑で逮捕した。
 市に情報公開請求した資料や帝国データバンクによると、トレイルは2014年設立の一般貨物運送業で関東、関西に営業所を持つ。20年3月期の年商は約26億円だったが、基地局設備関連の配送受注で急成長し、21年3月期は同92億円、22年3月期は同192億円を計上した。
 しかし、詐欺事件に絡み多額の不良債権を抱えた同社は今年初め、事業を停止。3月23日、東京地裁に自己破産を申請、同29日、破産手続き開始決定を受けた。申請時点での負債は約39億円という。
 同社が購入した吾妻町下工業団地は、雲仙市吾妻町の諫早湾干拓堤防道路のたもとにあり、市が総事業費約3億1千万円をかけて整備した。同社は市の公募に応じる形で21年10月、土地購入を申し出て、市は同社を含む3社の中から売却先に選定。22年4月、約1億5千万円で売却した。
 同社が市に提出した事業計画によると、同団地に宅配荷物の荷さばき場などを設け、23年4月から操業を開始し、市内で約100人を雇用。年間約10億円の売り上げを見込んでいたが、事業継続が事実上困難となり、進出計画も宙に浮く形となっている。
 市と同社の売買契約によると、同社は契約から▽3年以内に操業開始▽10年以内は市長の承認なしに転売できない-などの条件があり、これに違反した場合、市が土地を買い戻すことができる。
〈以下省略)

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