28日昼、昼食の合間にTVを付けたら2024年大阪国際女子マラソンのスタート前で、応援団かコメンテーターとしてスポンサーが集めた日本人のマラソン歴代五輪メダリストや元有名選手を配して盛り上がっていました。
どうやらダイハツの松田瑞生選手が期待の星の様でした。ダイハツとはおめでたくないではないか?とチラッと思った間にスタートとなりました。
第一グループにはペースメーカー4人が付き長居競技場を出て3キロも走らないうちに第一グループはエチオピア人残る5人が日本人となり第二グループははっきり後方になりました。
この状態のまま日本人1位は2時間19分を切れずに終わるのか?と思い一先ず雑用を片付けにTVを離れました。次にTVを点けた時は38キロを過ぎた辺りで、エチオピアのエデサが1位ですが、80メートルほど後方を日本人が快調なペースで追っているではないですか! 少し前の計測ではこのペースなら2時間19分から20分前後とTVレポーターの応援に力が入っているのが判ります。その日本選手はマツダ選手ではなく天満屋の前田穂南(27)選手と判りました。頑張れば競技場内勝負かと思いましたが、時折後ろを気にしますがエデサ選手もペースが落ちません。最後まで行きつ買いが聞こえるほどに迫りませんでしたが、前田選手の記録は2時間18分59秒と、野口みずき氏が05年に記録した2時間19分12秒で19年ぶりの更新となりました。
凄い走りでした! おめでとうございます。
万一3月の名古屋国際女子マラソンでこの記録を破る選手が出れば前田選手の偉一瞬の輝きに成るわけですが、それも良しかもしれません。ざっと20年に及ぶ2時間19分の壁が次々に破られるのも期待したいものです。
写真:日本新記録を更新した前田穂南(27=天満屋)選手
日刊スポーツ:
<陸上:大阪国際女子マラソン>◇28日◇ヤンマースタジアム長居発着(42・195キロ)
大阪国際女子マラソンが行われ、エデサ(31=エチオピア)が大会新の2時間18分51秒で優勝を果たした。21年東京オリンピック(五輪)代表の前田穂南(27=天満屋)が2時間18分59秒の日本最高記録をマークし、日本人トップとなる2位でフィニッシュした。日本記録は、野口みずき氏が05年に記録した2時間19分12秒で19年ぶりの更新となった。今大会か3月の名古屋ウィメンズで日本陸連の設定タイム2時間21分41秒を突破した最速選手が、パリ五輪代表の残り1枠に選ばれることになっており、前田が2大会連続五輪切符への資格を手にした。
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