表題は27日朝宅配された朝日の記事の1面で見ました。スマホの記事を含めたのマスコミはそのような反応をしていません。
この記事にも在る様に「一連のリコールは2020年3月以降相次ぎ」で始まり、26日「自動車メーカー4社と二輪車メーカー2社が、計約48万台のリコールを国土交通省に届け出た」とも加えられています。
念のためDENSOでググると2020年5月には日経XTECで「トヨタ自動車(以下、トヨタ)グループの高品質の一翼を担ってきたデンソー。その高品質の看板に大きな亀裂が入った 」と欠陥燃料ポンプを自動車メーカーに供給し、100万台を超える「メガリコール」の原因となった事を報じていました。
又別記事では、2023年7月高速道路を通行中のホンダ車がエンストし路肩に止まったところ、後車に追突され後部座席の人が死亡・運転席の2人が重傷と事故が有りました。ホンダは当初後車の”前方不注意”とした様ですがその後デンソーの燃料ポンプ装備車の全数調査などを通じリコールとの報道も見ました。これも事件からリコールまでに時間が掛かり過ぎとの非難が有る様です。
この報道時点で国内リコール累計430万台で、やはり別紙ではデンソーは米国でも同種の問題を起こし「事故からリコール迄2か月(と日本に比べ素早かった)」との指摘をチラリと見ました。
内外でこれだけの問題を起こしDENSOはやって行けるのですかね?
写真:DENSO のロゴ
朝日新聞デジタル:
自動車部品最大手デンソー製の燃料ポンプに不具合が相次ぎ、大規模リコール(回収・無償修理)に発展した問題で、部品を作る金型の変更によって樹脂の密度が低下し、不具合につながったとみられることがデンソーなどへの取材でわかった。
一連のリコールは2020年3月以降相次ぎ、26日には自動車メーカー4社と二輪車メーカー2社が、計約48万台のリコールを国土交通省に届け出た。メーカー計10社で25回、国内累計約430万台に上っている。
デンソーなどによると、燃料を吸い上げるための「インペラ」(樹脂製羽根車)という部品を作る金型を変更したところ、樹脂の密度が低いものが生産されてしまったという。広報担当者は「製造後、車両に搭載するまでの環境なども複雑に絡んでいるとみており、複数の要因についてさらに調査している」と話した。
これまで7回のリコールを届け出たホンダの分析によると、樹脂密度が低いインペラが長期間倉庫に置かれるなどして、車両に搭載されるまでの間に表面が乾いてしまい、樹脂が収縮することで細かな亀裂が入ってしまうものがあるという。不具合が起きた金型で製造された燃料ポンプの搭載車両をリコールしたという。
国交省によると、一連の不具合は、樹脂密度が低いインペラが、燃料に浸されることで膨張。インペラがポンプケースと接触して回転しなくなった結果、燃料を吸い上げられなくなり、エンジンに燃料が届かずにエンストに至る可能性があるという。
(引用終わり)
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