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横浜在住の偏屈爺が世の出来事、時折の事件、日々の話、読書や映画等に感想をもらし心の憂さを晴らす場所です

首相問責決議 参院で可決!

2012-08-30 05:26:31 | 政治
首相問責決議、参院で可決…秋の解散観測強まる(読売新聞) - goo ニュース

昨日29日夜参院本会議で野田首相に対する問責決議案が中小野党7会派と自民党の賛成多数で可決されました。
さて7会派の「消費税引き上げを決めた民、自、公の合意批判と野田首相の責任」を責めているのでこれは筋が通っています。
ところが議論は有ったとしてますが三党合意の雄である自民党が痴れ痴れと問責決議に乗ったとは何なのでしょう?
谷垣総裁と石原幹事長の頭脳はどうなっているのでしょうか? さすがに公明党は棄権したのですがこれは棄権しても通り批難は自民党に向かうと冷静な判断なのか判りません。

これで9月8日まである国会が事実上休止してしまいました。
浜爺は1000兆円にも及ぶ国債残高を放置しておいて「社会保障の財源」に豆腐一丁やネギ一本の取引に税を課する消費税を適用する構想そのものに大反対です。暇な方はカテゴリー「税、年金、国保」をお読みあれ。

さてこれで政局は9月末の民自両党の党首選びに変わってしまいました。
そのあとで衆院の解散・総選挙だそうです。
今話題の維新の会ですが前横浜市長中田氏や前宮崎県知事東国原氏を候補者に予定とか? 維新八策は買いますが演者として前記二人は違和感ありますね。革命のさきがけは二流の人物が出てその後優れものが来るなら良いのですが。
優れものが「この程度なら俺でも出来る」との気さくですかね。
ともあれ「立法府」の再開を強く願います。


写真:問責を受けた野田首相

読売新聞:
野田首相に対する問責決議は29日夜の参院本会議で、自民党や新党「国民の生活が第一」など野党の賛成多数で可決された。

 党は今後国会審議に原則応じない構えで、会期末(9月8日)を前に事実上の休会状態となる。政局の焦点は9月の民主党代表選、自民党総裁選に移る。

 過去に首相問責決議が可決されたのは、自民党の福田首相(2008年6月)、麻生首相(09年7月)の2人で、民主党政権では初めて。野党は秋の臨時国会でも審議拒否を続ける構えで、与野党対立が激しさを増す中、秋の衆院解散・総選挙の可能性が高いとの見方が強まっている。

 参院本会議では、「大阪都」構想実現の前提となる大都市地域特別区設置法など15法律が成立。その後、「生活」など中小野党7会派が29日、今月7日に提出した決議案を修正して再提出した問責決議について、採決の結果、賛成129、反対91で可決された。公明党は採決を棄権した。決議は消費税率引き上げ関連法を成立させた民主、自民、公明3党の合意を批判した上で、「国民の声に背く政治姿勢をとり続ける野田首相の責任は極めて重大」とした。決議に法的拘束力はない。
(引用終わり)
      

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