25日自民党は、総務会で「中間とりまとめ」を正式に決定したとマスコミ各紙が報じました。
この映像が改革案の骨子です(記事から)
浜爺は「泥棒を捕まえるに泥棒と相談していては駄目」との立場ですから自民党の「政治刷新本部」の改革案など信じる気はありません。
それはさて置き、茂木氏は茂木派の領袖ですが、幹事長ではあるので「安倍派の一部幹部に”離党や議員辞職を念頭に、自ら政治責任を判断する様求めた」そうです。それで党が長年やってきた集金システムが無くなるかは疑問です。
26日から始まる通常国会でこの程度の改革で野党は当然、国会議員の脱税に見える構造的システムをいかに「法的抜け穴を潰す改革案が決められるか」が国会議員の質の査定にもなりそうです。国会外に「第三者委員会を作り集金システム全廃案を検討させる」位の提言が出ないもんですかね?!
写真:茂木幹事長
日テレNews:
自民党は、25日の総務会で「中間とりまとめ」を正式に決定しました。果たして「政治とカネ」の問題は、根絶できるのでしょうか? 日本テレビ政治部の田中秀雄部長にギモンをぶつけ、話を聞きます。
新しい動きが入ってきました。関係者によると、自民党の茂木幹事長は安倍派の一部幹部に対し「党内では責任を取るべきとの声が強い」と伝え、離党や議員辞職を念頭に、自ら政治責任を判断するよう求めたことが分かりました。
政治責任を求める安倍派幹部は、塩谷座長のほか高木事務総長、松野前官房長官ら、いわゆる「安倍派5人衆」が想定されています。
日本テレビ 政治部 田中秀雄部長
「茂木幹事長の今回のコメントは、とても重いと思います。実は、厳しい処分を求める声は政府内からもあがっているんです。現職閣僚の1人は『ルールを破った人間を処罰しないと何も解決しない。処分しないと岸田政権はもたない』と話しています」
そこで、以下のポイントを中心に詳しく解説します。
●派閥解消…歴史は繰り返す?
●「カネ」と「人事」 どうやって決別?
■再発のおそれも…? 「“いわゆる派閥”からの脱却」なるか…
25日に正式決定した自民党「政治刷新本部」の中間とりまとめ、その“最大のポイント”とも言えるのが「“いわゆる派閥”からの脱却」です。
安倍派など裏金作りの温床となった「派閥の政治資金パーティー」を禁止にするとしました。また、派閥の「政治資金収支報告書」を提出する際に、外部監査を義務づけることにしました。
ただ一方で「派閥の全面解消」は見送り。麻生派、茂木派の2つの派閥は「政策集団」として存続します。
田中さん、これで「いわゆる派閥の解消」となるのでしょうか?
田中政治部長
「岸田首相は『派閥から脱却して、本来の政策集団に生まれ変わる』と強調したんですが、すんなりとは信じられません。自民党のある閣僚経験者は『病巣を取りきれていないと再発のおそれがある』と指摘しています。
実際、解散した派閥に所属していた議員に対し早くも、残ったほかの派閥から勧誘する動きも始まっている、という情報もあります」
■歴史は繰り返す…「派閥の解消」を掲げては頓挫した自民党
「再発のおそれ」とは、どういうことなのでしょうか。
田中政治部長
「実は、自民党はこれまで何度も『派閥の解消』を掲げては頓挫してきた、という歴史があります。
以下は1989年以来30年の改革の歴史
(長くなるので省略)
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