今朝配信のニュースで見つけました。
2022年の自殺者のうち、理由の一つとして奨学金の返還を苦にしたと考えられる人が10人いたことが、警察庁などのまとめでわかったそうです。
同年から自殺者の統計が見直され、原因や動機に奨学金返還の項目が加わったことで初めて明らかになったとあります。
まあ、奨学金を給付されるくらいですから、学業は平均以上なのでしょうが、卒業後、ここ3年余りは、国内の給料は上がらないばかりか、アルバイトもままにならないなんて事情も有ったかもしれません。
記事によれば日本学生支援機構(JASSO)で21年度に奨学金を利用した学生は148万人。うち、貸与型が8割を占めるそうです。
これまでの延べ、何億円の貸付なのか記述が有りませんが、支払い実績が5年以上で有れば、「半額を免除とか」とか、コロナ禍対策での「集計業務費の旅行社による水増し請求」等の行為を見ると、政府の骨太の決断次第でできそうな気がしますがね!! 票にならないのでしょうかね?
写真:自殺者数の推移と2022年の統計から新しく入った主な項目
朝日新聞デジタル:
2022年の自殺者のうち、理由の一つとして奨学金の返還を苦にしたと考えられる人が10人いたことが、警察庁などのまとめでわかった。自殺者の統計が同年から見直され、原因や動機に奨学金返還の項目が加わったことで初めて明らかになった。国は、返す必要のない給付型奨学金の拡充などを打ち出しているが、識者や支援者は「いま返還している人への施策が必要」「人数は氷山の一角だ」と指摘する。
警察庁や厚生労働省によると、原因や動機は、各都道府県警が自殺と判断した事案で、遺書や遺族への聞き取りで分かったものを、「親子関係の不和」「仕事の失敗」といった選択肢の中から選んで分類する。22年からはこの選択肢を細分化して新たな項目を作り、52から75に増やして選べる数を最大三つから四つにした。新たな項目として「奨学金の返済苦」が作られた。
奨学金が原因や動機の一つとされた10人の内訳は、20〜30代の男性6人と、10〜20代と40代の女性4人だった。
奨学金利用者の多くは給付型ではなく、返す必要がある貸与型を利用する。日本学生支援機構(JASSO)で21年度に奨学金を利用した学生は148万人。うち、貸与型はおよそ8割を占めた。一般的に卒業後の返還期間は12〜20年に及ぶ。人によっては、返還額は1千万円前後になることもある。
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